先ごろ、女性らしい艶やかなボディラインと健康的な筋肉のついた身体の美しさを競うコンテスト『ベストボディ・ジャパン（BBJ）』の横浜大会が開催された。長身で人から見られることが多いのを気にしているというアパレル会社員の松岡咲希さん（27）は、「菜々緒さんのようになりたい」という自慢の美ボディを披露した。

【全身写真はこちら！】鍛え抜かれた美ボディを披露した松岡咲希さん

高身長で人の視線が嫌だった…「自分に自信を持てるように、姿勢も良くなった」

――ボディメイクを始めたきっかけを教えてください。

松岡咲希さん　身長が高いので、街を歩いていると視線を感じることが多くて。人から見られるのが、嫌だったこともあるのですが、どうせならキレイでいたいなって思うようになりました。

――コンテストに出場しようと思ったのはどうしてですか？

松岡咲希さん　スポーツジムに通い始めて、トレーナーさんに勧められて出てみようと思いました。ステージに立つのは恥ずかしいのですが、楽しいです。どちらかというと目立ったり、人前に出たりするのが好きなタイプなので、そんなにハードルは高くなかったです。

――コンテストに向けて、どのような準備をしてきましたか？

松岡咲希さん　本格的にボディメイクを始めて、半年後の名古屋大会で初めてコンテストに出場してグランプリをいただくことができました。半年くらいトレーニングと食事管理をしてきましたが、全部トレーナーさん任せでした。私は言われた通りにするだけで、あまり自分でどこをどうするとかは考えていなかったです（笑）。

――ボディメイク前後では、スタイルはどのように変わっていますか？

【松岡咲希さん】　全体的に絞って、5キロくらい体重を落としています。でも、筋肉もついているので、見た目はそんなに変わっていないです。姿勢は良くなった気がします。大きく変わったのは精神的な部分で、自分に自信が持てるようになったことです。

憧れの菜々緒に少しでも近づきたい…「常にポジティブで上昇志向になれた」

――スタイルが変わって、周りの人からは気づかれますか？

松岡咲希さん　5キロ変わっているので、さすがに気づかれます（笑）。「細くなったね」「キレイになったね」と言ってもらえることもありますし、痩せたことをうらやましがられたりもしました。

――異性関係にも変化がありましたか？

松岡咲希さん　コンテストに出るとつながりがたくさんできるので、体格の良いマッチョな男性とお会いする機会もあって、スタイルを褒められることが増えました。一般の人だけでなく、トレーニングをしている人からも褒められるようになったので、自分のことを「すごいな！」と思うようになりました（笑）。

――いまコンプレックスはありますか？

松岡咲希さん　コンプレックスではないのですが、自分の身体にはぜんぜん満足していないです。もっと脚を細くしたいし、姿勢を良くして、ウォーキングとポージングをもっと頑張りたいなど、課題はたくさんあります。アピールポイントは、身体ではなくて笑顔ですね（笑）。

――目標にしている人はいますか？

松岡咲希さん　菜々緒さんです。スタイルが良く、性格もカッコいい。人として素敵で憧れます。頑張って少しでも菜々緒さんに近づきたくて。それもボディメイクを始めた目的のひとつです。彼女のようになりたいです。

――ボディメイクが仕事に影響していることはありますか？

松岡咲希さん　アパレルの仕事をしていて、自社の服を着た写真をお店のサイトやECサイトに載せているのですが、「モデルみたいだね」と好評です。ネットやSNSでの情報発信でボディメイクしていることが役立っていて、仕事の負担になることは全くないです。

――ボディメイクを始めて変わったことはありますか？

松岡咲希さん　生活にハリが出て、すごく変わったと思います。レッスンに行ってキレイになろうとしている人たちに会うと、もっと頑張ろうと思えるので、上昇志向になれました。キレイな人たちに囲まれて、自分も変わっているのが実感できると自信につながるし、気持ちが常にポジティブでいられます。

（文／武井保之）

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