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【美ボディ大会】「太るとマイナス思考になるんだ…」腰椎骨折で激太り、10キロ減量で人生が激変「人が変わったみたいに明るくなった」
痩せて美しくなったことで、本来の元気と自信を取り戻した
二星茜さん 以前、腰椎を骨折したことがありました。その時に身体が動かせなくなったことで、すごく太ってしまって、坐骨神経痛を発症しました。その後、少し身体を動かせるようになってから、リハビリも兼ねてトレーニングを始めたことがきっかけです。
――腰椎骨折とは大変でしたね。
二星茜さん そうですね。最初のうちは全然身体がイメージ通りに動きませんでしたが、だんだん動くようになったら、トレーニングをするのが楽しくなりました。骨折したことがきっかけではあるのですが、子どもがいてもキレイでいたいと思うようになりました。それで、「自分と同じような経験をした人をサポートできるようになりたい」と思い、トレーナーの資格を取って転職しました。
――骨折からリハビリを経て、何キロくらい痩せたのでしょうか?
二星茜さん 一番太った時は56キロありました。いまは46キロで、10キロ痩せました。体脂肪は30%以上あったのですが、いまは15%くらいです。
――太ってから生活は変わりましたか?
二星茜さん とにかく洋服が入らなくて…。もともと細身だったのに、体型を隠すような緩めの服しか着られなくなりました。洋服屋で以前と同じサイズの服を試着しようとしたら、入らなくて愕然としました。
――痩せた後はいかがでしたか?
二星茜さん 怪我をしたことで引きこもっていたこともあり、表情も暗かったんです。痩せて元気になった後は、「明るくなったね」「人が変わったみたい」と言われることもありました。でも私自身は、怪我をする前の自分に戻ったというのが、正直なところです。
ボディメイクで“美脚”に自信「若い時よりキレイになったねと言われる」
二星茜さん もともとコンプレックスを感じるようなタイプではなかったんですね。だから、怪我をして太ったことで、「太るということは、こんなにマイナス思考になるんだ」ということに気付きました。
――いま自信があるパーツを教えてください。
二星茜さん 脚ですね。でも、いま一番コンディションが良いのは、全身のバランスだと思います。
――ボディメイクを始めたことで、異性の視線が変わったことはありますか?
二星茜さん 昔から知っている同世代の男性からは、「若い時よりキレイになったね」と言われることがあります。
――女性からは、どのように言われていますか?
二星茜さん 仕事柄もあるとは思いますが、「二星さんのようになりたいと思い、ジムに来ました」と言われることが増えました。自分の経験を通してお客さまのサポートをしていければと思っています。私が骨折を経験したこともプロフィールに書いてあるので、「一緒にトレーニングするならば、頑張れそうな気がする」と思ってくれる方もいるようです。
――トレーニングを始めて良かったことを教えてください。
二星茜さん 自分自身が、全く動けない状態から運動を始めたので、運動ができない人の気持ちがわかりました。それに怪我をしたことで、運動やリハビリ、筋肉に関することも勉強しました。いまは、自分の経験を通したトレーニングメニューを伝えられるのかなと思っています。
(文/地原緑 写真/片山よしお)