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【美ボディ大会】「ファイナルファンタジーのティファに憧れて…」ボディメイクでモテ期到来の会社員「風呂場で裸を見て成長を感じる」
毎朝5時起きで出勤前に有酸素運動と筋トレ ボロボロになるまで自分を追い込み…
倉田怜奈さん とにかく筋肉量を増やしたくて、バルクアップに努めてきました。それまでは下半身メインでトレーニングしていたのを上半身にシフトし、特に肩の外側のアウトラインを大きく見せるための筋トレをがんばってきました。
――辛いことや大変だったことはありましたか?
倉田怜奈さん 仕事が激務でボディメイクの時間が限られるなか、やれることを全部やってきました。毎朝5時に起きて有酸素運動と筋トレをして、たまに会社を早く帰社できたら、そのままスポーツジムに行きました。自分の時間を頑張って作って、ボディメイクに集中するのが大変でした。
――満足できる身体に仕上がりましたか?
倉田怜奈さん 女性ホルモンのバランスが崩れてしまったり、減量が上手く進まなかったり、仕事とボディメイクの両立で苦労した日々もありました。でも、お風呂場の鏡に映った自分の姿を見て、身体が変わっているのを感じます。友人たちからも「スタイルがすごくよくなった」と言ってもらえて、身体の成長を実感します。
――職場でコンテスト出場の話はしていますか?
倉田怜奈さん 家族や友人には話していて、日本大会出場をすごく喜んでいて、応援してくれています。一方、職場では内緒にしていたんです。でも、会社でもプロテインを飲んでいたので、いつのまにか知れ渡っていました。雰囲気でバレていたみたいです(笑)。
――なぜ職場では内緒にしていたのですか?
倉田怜奈さん 自分からあまりプライベートなことを話す環境ではなかったので、職場では話題に出していませんでした。あと、仕事を疎かにしているという風に思われたくなかったのもあります。仕事とプライベートはしっかり分けて取り組んでいました。
――ボディメイクが仕事の負担になっている面もありますか?
倉田怜奈さん 常に多忙であることに加え、ひと時も頭を休ませずフル回転させる難易度の高い仕事なので、その後にトレーニングで自分を追い込むとボロボロになっていました。でも、毎日を精一杯楽しむという目標があるので、コンテストに向けて走り抜けようと頑張りました。
可愛らしさよりも逞しさが勝っているボディに…「でも、いまの自分が好き」
倉田怜奈さん 予選大会の後、バルクアップを頑張ってきたので、肩が随分成長しました。そこは自分を褒めてあげたいところです。でも、周りの選手と比べるとまだまだ筋肉量が足りない。引き続き、上半身のトレーニングに力を入れていきたいと思っています。
――スタイルが変わって、モテるようになりましたか?
倉田怜奈さん 一瞬だけモテ期が来ました。いまは筋肉がつきすぎて、むしろ引かれています(笑)。ボディメイクでキレイになれているけれど、可愛らしさよりも逞しさの方が勝っている気がします(笑)。でも、以前の自分より、いまの自分の方が好きです。
――この1年間のボディメイクを振り返って思うことはありますか?
倉田怜奈さん 自分の身体が大きく変わる激動の1年でした。コロナ禍で引きこもりになって、自分で何かをやりたいっていう目標もなかったので、自分の意思で頑張りたいと思ったことに、一生懸命向き合えたことを誇らしく思っています。
――自身の成長を感じますか?
倉田怜奈さん 時間の使い方が上手くなって、継続する力が身につきました。何かを始めてもなかなか長続きしないのが自分の悪い癖だったのですが、コンテストに向けてボディメイクを続けられました。すごく成長できたと思います。
――いまの目標を教えてください。
倉田怜奈さん 『ファイナルファンタジー』シリーズのティファ・ロックハートのボディになることは引き続き目標なのですが、女性からカッコいいと思われたり、憧れられるような人になることを目指にしています。
(文/武井保之 写真/片山よしお)