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ORICON NEWS
横幅2.7mの狭い家でも豊かな暮らし、シンプルでミニマムを極めた30代夫婦と息子たちのマイホーム
家づくりは、自分たちに合った暮らしとは何か考えるきっかけに
「家を建てる前にInstagramで色んな家をたくさん見たのですが、家にも流行りの色・デザインがあるなと感じました。素敵なものもたくさんありましたが、わが家は飽きのこないシンプルな家になるよう考えました」
コンパクトな家づくりは、自分たちに合った暮らしとは何か、を改めて考えるきっかけになった。その結果、価値観が大きく変わり、これまで当たり前に持っていた家電や設備が要らなくなったと話す。
▼ekaoさん宅にないもの
1) テレビ
2) バルコニー
3) ウォーターサーバー
4) ソファ
5) 大型冷蔵庫
6) 各部屋のゴミ箱
7) ラグ
「テレビは見なくても一切、困っていません。それよりも家族との時間を優先しています。バルコニーはないと減額になりますし、掃除の手間もなくなります(笑)。ソファはビーズクッションに変え、ウォーターサーバーはスーパーの無料水サービスを利用しています。冷蔵庫もコンパクトなものにして買いだめをやめました」
ゴミ箱は1カ所キッチンのみ。リビングにラグも置いていない。
「ゴミ箱とラグは価値観というよりは、“できることならラクしたい!”という思いからです(笑)。3階建の我が家は各階にゴミ箱を置くと、集めるのも大変ですし、ラグも洗濯や掃除を頻繁にするのは難しいですよね。スッパリやめたことで、掃除も時短になり、空間もすっきりして、結果、良いことがたくさんありました」
「ミニマムな暮らしで気持ちにも時間にも余裕ができた」
「まずは物を床に置かないこと、定位置を決めて収納することを心がけています。子どもたちのおもちゃに関しては、基本2階のLDKに置かないようにしています。ですが、そんな事はお構いなしに3階の子ども部屋からどんどん持ってくるので(笑)、ご飯前や寝る前など何かの区切りで片付けるようにしています」
狭小住宅への引っ越しを機に始めたシンプル&ミニマムな暮らしは、日常生活を快適にしただけでなく、さまざまなメリットがあったそう。
「ミニマムな暮らしになり、空間のスッキリさはもちろんですが、気持ちも楽になったことがとても良かったなと感じています。服選びひとつにしても、たくさん持っていると迷うことも多いです。自分の本当に必要なものだけで暮らすと、迷うということもなくなり、色々気持ちにも時間にも余裕ができて良かったと思っています」
【ekaoさん宅DATA】
大阪府在住/4人家族(夫・会社員、妻・専業主婦、兄弟・未就学児)/建坪15坪/延床30坪
1階
・和室3帖(床下収納あり)
・シューズクロ1.5帖
・洗面所2帖
・バスルーム2帖
・トイレ1帖
2階
・リビング7.5帖
・ダイニング4.5帖
・キッチン4.5帖
・パントリー1帖
・スケルトン階段
・造作収納
3階
・子ども部屋8帖
・寝室6帖
・トイレ0.75帖
・クローゼット
・天窓
大阪府在住/4人家族(夫・会社員、妻・専業主婦、兄弟・未就学児)/建坪15坪/延床30坪
1階
・和室3帖(床下収納あり)
・シューズクロ1.5帖
・洗面所2帖
・バスルーム2帖
・トイレ1帖
2階
・リビング7.5帖
・ダイニング4.5帖
・キッチン4.5帖
・パントリー1帖
・スケルトン階段
・造作収納
3階
・子ども部屋8帖
・寝室6帖
・トイレ0.75帖
・クローゼット
・天窓