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ORICON NEWS
子どもが絶句した狭小地→完成したのは4万人が羨望する開放感ある家「ポイントは吹抜け階段と“そらのま”」
カーテンレールにもひと工夫、全方位に施された視覚効果とは
【AYA】 ありがとうございます。狭小地でも広く見せたい!と視覚効果をたくさん用いました(笑)。この錯覚のおかげで2階にあるリビングは「+7帖」くらい広く感じられているのでは…と思っています。
――7帖…ひと部屋分ほども広く!?
【AYA】 実際のLDKは20畳ですが、体感としてはもうひとまわり広く感じることができています。ポイントは階段の吹抜けと“そらのま(バルコニー)”です。吹抜けにした部分は畳数に含まれていませんが、リビングの一部として体感できます。LDKにつながるバルコニーも窓を大きくとったことで視界が抜け、部屋の一部であるかのように錯覚できます。
【AYA】 インテリアに関していうと、淡い色味で統一し、脚のついた低め家具を選んでいます。濃い色よりも淡い色の方が広く見えること、背の低い家具はもともと圧迫感が少ないですが、床が多く見えた方がより広さを感じることができるので、脚付き家具にしています。
――建具や設備に関してはいかがですか。
【AYA】 天井が高く感じられるように「ハイドア」を採用し、カーテンレールは天井を織り上げる仕様にして隠しています。こうすることで天井から床までの縦のラインが協調されて天井が高く感じられるんです。
――カーテンレールは見落としがちなポイントです。後からカバーで覆うテクニックもありますが、建築時に対策できると「見た目」に差がでますね。キッチンはいかがですか。
【AYA】 オープンキッチンは腰壁を作らず、背面の吊り戸を天井からつけないことで“抜け感”を出してます。
【AYA】 キッチンの天井が下がっていると、奥行き感が演出でき、相対的にリビングが広く見える視覚効果があるんです。
――細部にまでこだわりがいっぱいですね。
【AYA】 3年半前、基礎工事の写真を見た子どもたちは、あまりの狭さにショックを受けていました(笑)。でも嘆いたところで土地が広くなるわけでもなく…28坪の狭小地でも、広く開放的で快適な家を実現するためにはどうしたらいいか、検討に検討を重ねました。
――Instagramでは間取りだけでなくインテリアも「素敵すぎる」「マネしたい」と注目を集めています。おしゃれハウスになるインテリアのコツを教えてください。
【AYA】 統一感のある色味を心がけています。テーマカラー1色と他2色の合計3色でまとめると、インテリアに統一感が出ます。雑貨の置き方も三角置きをイメージして、高さを変えるとしっくりまとまりやすいです。
【AYAさん宅DATA】
神奈川県/4人家族(ご夫婦、長女中1、長男小4)/28坪(延床112平米)
1階
・寝室6.9帖
・WIC 3.4帖
・子ども部屋4.3帖×2
・トイレ1帖
・SIC 1.5帖
2階
・LDK 20.1帖
・パントリー 1.7帖
・ファミリークローゼット 1.3帖
・バス (1坪サイズ)
・洗面&脱衣室 約4帖
・トイレ1帖
・バルコニー4帖半程度
神奈川県/4人家族(ご夫婦、長女中1、長男小4)/28坪(延床112平米)
1階
・寝室6.9帖
・WIC 3.4帖
・子ども部屋4.3帖×2
・トイレ1帖
・SIC 1.5帖
2階
・LDK 20.1帖
・パントリー 1.7帖
・ファミリークローゼット 1.3帖
・バス (1坪サイズ)
・洗面&脱衣室 約4帖
・トイレ1帖
・バルコニー4帖半程度