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13坪の狭小住宅でも「広見えがすごい」「まるでモデルルーム」、SNSが驚愕した30代夫婦のマイホーム
『2階完結型』の間取りを採用し、上下階の移動負担をカット
39坪の土地のうち建坪は13坪。利便性やご自身たちのライフスタイルを考慮し“狭小3階建て”を選んだ。そんなtanaさん宅には、“狭小3階建て”のデメリットを解消する工夫が満載だ。
tanaさん宅、間取りの工夫
1)リビングの面積確保のためのカフェ風カウンターダイニング
2)洗う・干す・しまうが完結するランドリー
3)2階完結型(寝る以外は2階でほぼ生活が完結)
4)夜間のトイレを考慮して3階階段から降りたらすぐトイレ
「寝る意外は2階で生活のほぼすべてが完結する間取りを13坪で実現しました。LDKを削って水回りを同じ階にもってくることによって、2階建てとほぼ変わらない生活をしています」
約4帖あるランドリーはファミクロとしても機能。水回りと家事動線に無駄がなく、3階建てのデメリットと言われる『上下階の移動の負担』をほとんど感じないと話す。帖数以上の“広見え”にも多数のテクニックあり。
家づくりで大切なことは「家族で同じ方向を向くこと」
1)背の高い家具を買わないこと
2)インテリアはなるべく壁面(飾り棚や吊るす飾り)で飾ること
3)全部屋オープン収納で抜け感を出すこと
4)物を増やさないこと
5)機能を兼ね備える家電を買うこと
「扉のないオープン収納は減額にもつながりました。家電はトースターと炊飯器がありません。『ラク旨グリル』『圧力電気鍋クックフォーミー』などで代用できています」
この他にも、予算の都合から憧れの『スケルトン階段』は叶わなかったが、オープン階段にアイアンの柵をつけ“抜け感”を演出するなど、随所に工夫とアイデアが見えるtanaさん宅。3階建てのメリット・デメリットについてはこう話す。
「色んな考えがあると思いますが、実際に住んでみて、3階建ては見晴らしがよく、区切られる階数が多いのでゾーニングされやすくプライベートが保ちやすいのが魅力だと思います。デメリットをあげるとすれば…3階にいる時に受け取りが必要な宅配便が来た時です。3階でインターホンに出たのちに駆け降ります(笑)」
念願のマイホームを手に入れてから2年半。家づくりで大切なことは「家族で同じ方向を向くこと」という。
「今と将来を繋ぐ住宅計画において、マイホームを持つかどうか、マンションか戸建か、など選択肢が多々あります。まずはそこに住む家族全員で納得するまで話し合い、同じ方向を向くことが大切だと思います。マイホームを持つとなると決め事も多々あるので、誰かが置いて行かれたまま話を進めれば進めるほどズレが大きくなるからです。そして仕様全て最終決定したらSNSやネットサーフィンを見て後悔ポイントなどネガティブな情報でクヨクヨしないこと。それはあくまで私も含めて発信者の価値観であることが多いからです。私たちもいまある予算でできる限りのことはやり切った、そう思えるおうち作りをしたので住めば住むほど愛着が湧いてきます」
【tanaさん宅DATA】
福岡県/4人家族(30代夫婦、小学生兄妹)/建坪13坪3階建て
1階
・非公開
2階
・LDK15.8帖
・洗面台1帖
・トイレ1帖
・バスルーム2帖
・ランドリー4帖
3階
・子供部屋2(5.5帖、クローゼット1帖)
・寝室(5.5帖、クローゼット1帖)
福岡県/4人家族(30代夫婦、小学生兄妹)/建坪13坪3階建て
1階
・非公開
2階
・LDK15.8帖
・洗面台1帖
・トイレ1帖
・バスルーム2帖
・ランドリー4帖
3階
・子供部屋2(5.5帖、クローゼット1帖)
・寝室(5.5帖、クローゼット1帖)