先ごろ、夏が似合う小麦色のボディと健康的な筋肉の美しさを競うコンテスト『サマー・スタイル・アワード（SSA）』の決勝大会が開催された。「ブタみたいにぶよぶよだった下半身を鍛えた」という看護師の柳原瑠偉さん（28）は、今年コンテスト初挑戦。自慢の丸いお尻をビキニ姿で披露した。

【全身写真はこちら！】鍛え抜かれた美ボディを披露した柳原瑠偉さん

6キロ減量でぶよぶよ体型からメリハリボディに変わった

――ボディメイクを始めたきっかけを教えてください。

柳原瑠偉さん　2年前くらいにスタイルを変えたくて始めました。それまでは毎日お酒を飲んで、気がついたら身体がぶよぶよ過ぎるくらいになっていて…特に下半身がブタみたいでした（笑）。そこからスポーツジムに通い始めて、コンテスト出場は初めてです。

――ボディメイク前といまでスタイルはどう変わりましたか？

柳原瑠偉さん　脂肪量も筋肉量も違いますし、脚のセルライトは減ったし、スタイルが全く変わっています。ただ、そこまで全体的に太っていたわけではないのですが、身体がぶよぶよでした（笑）。でも6キロほど落として、ぶよぶよ体型がメリハリボディに変わりました。

――身体が変わったことは、周りの人に気づかれますか？

柳原瑠偉さん　1年かけて増量と減量を繰り返してスタイルを整えていきました。けっこう見た目も変わっているので、かなり気づいてもらえます。「スタイルが良くなった」「キレイになった」と言われで、すごく自信に繋がっています。

――ステージでアピールしたい自慢のポイントを教えてください。

柳原瑠偉さん　笑顔です（笑）。身体では肩と丸いお尻は自信がありますが、トータルで身体を見てほしいです。課題は背中で、もっと筋肉をつけてしっかりとしたVシェイプを作りたいです。

――職場ではボディメイクをしていることやコンテスト出場を話していますか？

柳原瑠偉さん　もともと職場にコンテストに出ている看護師がいて、その影響で私も出てみようと思いました。だからいつもいろいろ話していて、みんな応援してくれています。周りが医療関係者なので、減量でつらい時を理解してくれたりするので助かっています。

“飲みに行こう”から“一緒にトレーニングしよう”へ「メリハリのある生活に変わった」

――職場でボディメイクの話をすることもありますか？

柳原瑠偉さん　看護師仲間からトレーニングや食事管理について聞かれることはよくあります。相談にのったりアドバイスしたりすることもあります。

――ボディメイクが仕事の負担になることはありませんか？

柳原瑠偉さん　普段はしっかりと時間管理をして両立していますが、コンテストの数ヵ月前になると、仕事をフルタイムからパートタイムに減らしてボディメイクに集中する時間を作っています。周りの理解と協力があってがんばれています。

――ボディメイクしていることが仕事のプラスになっている面はありますか？

柳原瑠偉さん　日々のトレーニングで身体が変わって体力がつくのと同時に、気持ち的な部分にも変化がありました。以前はただ仕事をして1日が終わるという感じだったのですが、ボディメイクを始めてからは、やりがいと生活にメリハリができました。

――コンテストに初挑戦し、振り返って思うことはありますか？

柳原瑠偉さん　ボディメイクしかしていなかった1年です。寝ても覚めても筋トレとポージングのことばかり考えていました。生活の大部分がトレーニングで、それ以外のプライベートはほぼなかったです。友人との付き合いも“飲みに行こう”から“一緒にトレーニングしよう”に変わって、健康的になりました（笑）。

――ボディメイクをがんばった1年に満足はしていますか？

柳原瑠偉さん　あっという間の1年でした。予選通過して決勝大会に出ることを目標にしてきて、達成することができました。普段からスタイルを褒められることが増えてうれしいです。次は決勝大会で優勝を目指して、もっとがんばりたいです。

（文／武井保之　写真／片山よしお）