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『ザ・グローリー』、『良くも、悪くも、だって母親』今HOTな俳優イ・ドヒョンの魅力に浸る韓ドラ3選【ハングクTIMES Vol.103】

『良くも、悪くも、だって母親』Netflixで独占配信中

ハングクTIMES
K-POP、ドラマ、映画などさまざまエンタメコンテンツが盛り上がり、まさに時代は“第4次韓国ブーム”。現地の最新トレンドや話題のドラマ・俳優、グルメ・ファッション・コスメなど…“今”気になる韓国情報をお届けします!
韓ドラ界のスターへの階段を駆け登っている今最もHOTな俳優イ・ドヒョン。『刑務所のルールブック』でデビューしてから、『ホテルデルーナ』、『Sweet Home−俺と世界の絶望−』、『5月の青春』などで強烈な存在感を示し、そして『ザ・グローリー』で、今世界中から熱い視線が注がれている彼。ロマンス、アクション、スリラー、歴史物などジャンルを問わず多彩な顔を見せ、韓国の業界内でも20代で既に「只者ではない」と、高い評価を得ている彼の出演作3作をご紹介します。

『良くも、悪くも、だって母親』

もう一度イ・ドヒョンが深い表現力を証明して、韓国でも絶賛の声が上がっている本作。序盤からベテラン女優ラ・ミランとイ・ドヒョンの迫力満点の演技合戦に魅せられ、名作誕生の予感がぷんぷん香ってくる、見逃せない一作です。
【あらすじ】
突然の事故により、子供の頃の精神状態に戻ってしまった野心あふれる検察官とその母親。思わぬ運命に直面した二人は、親子関係の修復に向けた長い道のりを歩き始める。

【見どころ】
『第57回百想芸術大賞』でTV部門ドラマ作品賞をはじめ三冠を達成し、「珠玉の名作サスペンス」として韓国で絶賛された『怪物』を演出したシム・ナヨン監督と、映画『エクストリーム・ジョブ』、『完璧な他人』などで筆力を認められたペ・セヨン作家がタッグを組み、放送前からドラママニア達から大きな期待が寄せられていた本作。
本作は、子どものためなら「悪い母」になるしかなかったシングルマザーのヨンスンと、ある日、不慮の事故で記憶を失い、子どもに戻ってしまった息子ガンホが、再び親子関係を回復し、失われた幸せを取り戻す感動のヒーリングコメディ。
生まれる前に父を亡くし、将来困る事のないようにと母に人一倍厳しく育てられたガンホは、母の望み通り晴れて検事になりますが、母親に対してひどい恨みを抱くことに。やがて弱者を踏みつけて強者たちと癒着して生きていく怪物のような俗物になってしまいます。その後不慮の事故にあい、奇跡のように意識を取り戻して退院しますが、彼の記憶は7歳の時に戻ってしまいます。
なんといってもドヒョンの演技力に序盤から鳥肌が止まらない本作。ガンホが事故の後、食べ物を拒否し、「満腹になると眠くなる。眠くなったら勉強できない」と、母の厳しい監視のためにご飯も食べられなかった幼い頃の痛みを表現したシーンでは、彼の静かな涙の演技に心震えてしまいます。
韓国で、「無邪気さと、不気味さを行き来する俳優」と言われる事がある彼ですが、本作のガンホ役はまさにそれ。冷血な検事から純粋ながらも天真爛慢な姿まで、彼の表現力の深みと凄みを改めて感じられる作品ではないかと思います。きっと彼の新たな代表作になるであろう、見逃せない一作です。
▼配信情報
『良くも、悪くも、だって母親』Netflixで独占配信中

『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』

彼が日本をはじめとするグローバルファンの視線を釘付けにし、大ブレイクを果たした本作。今年の『百想芸術大賞』では、並み居る競合を抑え「作品賞」を受賞した23年を代表する一作です。

【あらすじ】
壮絶ないじめを経験した高校時代から十数年の時を経て、綿密に練った復讐計画を実行に移し始めた女性。その目的は、自分をいたぶった者たちに、罪の代償を払わせること。
『シークレットガーデン』、『トッケビ』、『太陽の末裔』、『ミスターシャンシャイン』など数々の大ヒットドラマを生みだし、“韓国No.1ヒットメーカー”と謳われるキム・ウンスク作家の新作である本作。これまで代表作のほとんどがロマンスものだったキム・ウンスク作家が、本作を通じて初めて“復讐劇”に挑戦するということでも注目を集めました。

本作は、高校時代壮絶ないじめを経験し魂まで壊れた一人の女性が、緻密に計画した凄まじい復讐と、その渦に陥る人々の話を描いたNetflixシリーズ。
“ロマンスの神様”キム・ウンスク作家が復讐劇?と、最初はあまりイメージが湧かなかったのですが、ただスカッとする痛快な復讐劇ではなく、劇中何度も登場する「囲碁」の如く、ゆっくりじりじりと戦略的な復讐計画を練りながら、彼女の感情に寄り添う脚本には、脱帽させられます。ストーリーがどこへ向かうのか分からない不気味さがあるのも新鮮で、面白すぎて止められません…!

学校暴力に対する深刻性と問題点など社会批判物としてメッセージを投げかけながらも、ジャンル物としての快感と面白さをラストまで保っているのも本作のすごみです。
イ・ドヒョンが演じるのは、ソン・ヘギョ演じる主人公ドンウンに一目惚れし、復讐を手伝うことになる整形外科医。爽やかにドンウンと囲碁を囲みながらも、深い痛みと怒りを内に秘め、時に狂気も感じさせるミステリアスなキャラクター。暗い内面をもつ狂気の姿と、心優しい青年の姿、冷温を行き来するドヒョンの感情演技に、一瞬で心を掴まれてしまいます。

そして目を背けたくなるようないじめの描写が続く中、「僕と恋愛しましょう。幸せにするから」というドストレートな告白を爽やかにする彼に、心底癒され、キュンさせられるはず…! 彼の演技の凄みはもちろん、ロマンス演技にも浸れる、2度美味しい一作です。
▼配信情報
『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』Netflixで独占配信中

『18アゲイン』

記念すべき初主演作が『18アゲイン』です。初めて主演に抜擢されたとは到底思えない、驚くべき演技力を披露した本作で、『百想芸術大賞』新人演技賞を受賞。彼の底知れぬ可能性を示した作品ではないかと思います。

【あらすじ】
2001年、高校生のデヨンはバスケットボールの韓国代表を目指すスター選手。そんなデヨンはダジョンに一目惚れし、二人は交際に発展。だが予期せぬ妊娠により双子を授かることになる。子供のため夢を諦め、2人は生活に追われる。時は流れ、18年後。ダジョン(キム・ハヌル)はアナウンサーの夢を捨てきれず、挑戦した公開採用試験で見事に採用される。一方のデヨン(ユン・サンヒョン)は昔の面影もなく、子どもたちには無視され、職場では解雇され、ついに妻のダジョンからは離婚を要求されてしまう。自暴自棄になったデヨンが学校の体育館でボールを投げていると突然の停電と共に、自分が18年前の姿になっていることに気づく!若さを取り戻したデヨンはウヨン(イ・ドヒョン)として新しい人生を生きることを決めるのだが…。
【見どころ】
「もう一度人生をやり直せるならどうするだろうー?」誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?2009年にアメリカで公開されたコメディ映画「セブンティーン・アゲイン」が原作となっている本作は、離婚間近のデヨン(ユン・サンヒョン)が、18歳の外見に戻ることで人生の選択と後悔について振り返り、夫婦の絆、家族の大切さに気づいていくという物語。

若くして子を授かり、家族の為懸命に生きてきたダヨンは、若返り、別人の高校生ヨウンとして一歩離れた視点から家族を見つめていくことで、父であり夫である時は知らなかった妻や子供たちの苦悩に気づき、誤解を一つずつ解いていきます。
毎話、エンディングでデヨンの人生と家族史を振り返っていくんですが、これがもう爆泣き案件でして…。今でもこのシーンのバックで流れるOST「Hello」を聴くとうるっとしてしまうほどで、もしかしたら20年以降の作品で最も泣いた作品かもしれません。

かけがえのない幸せな瞬間を過ごしてきた事、毎瞬子供達のために妻と最善を尽くして懸命に生きてきた事...ひとつずつ振り返る苦労と家族の幸せな瞬間に涙腺が崩壊してしまうと同時に、「些細な幸せの尊さ」を教えられます。本当に大袈裟ではなく毎話前が見えなくなるほど泣けるので、バスタオルをご用意してご覧になることをおすすめします…!
そして何と言っても外見は高校生で中身はおじさんというデヨン(ヨウン)を演じたイ・ドヒョンの神演技が光った本作。本作の心震える演技で、彼は「演技モンスター」になる!と確信させられました。

歩き方から話し方まで完全に「おじさん」な姿に爆笑してしまう一方で、愛する子供たちを想い涙を浮かべる姿は、「父親」そのもの。娘が初めて「お父さん」と呼んだ日、声を震わせた演技は、脳裏に焼き付くほど強烈で忘れられません。ストーリーもさることながら、彼の表現力の深さにも感動してしまう必見の一作です。
▼配信情報
『18アゲイン』U-NEXTで配信中
ライタープロフィール
Dramawriter Nana
韓国ドラマをこよなく愛するドラマライター。
WEB媒体を中心に、ラジオ、雑誌等で韓ドラ愛を叫ぶ記事執筆中。Twitterでは推しドラマ愛を暑苦しく配信中。
マニアックで隠れた名作なら任せて下さい。
Twitter:https://twitter.com/Nana_writer76

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