ハングクTIMES
K-POP、ドラマ、映画などさまざまエンタメコンテンツが盛り上がり、まさに時代は“第4次韓国ブーム”。現地の最新トレンドや話題のドラマ・俳優、グルメ・ファッション・コスメなど…“今”気になる韓国情報をお届けします！
4月に配信開始となる韓ドラが、あの大ヒット作『浪漫ドクターキム・サブ』の続編や、『ザ・グローリー～輝かしき復讐～』のイ・ドヒョン最新作など激アツに！本記事ではその中でも必見の注目作『クイーンメーカー』『浪漫ドクターキム・サブ3』『良くも、悪くも、だって母親』の3作を紹介します！ 大俳優2人の演技合戦は必見！『クイーンメーカー』
キム・ヒエ＆ムン・ソリ、演技派大俳優2人の共演で大きな注目を集めているのがNetflixシリーズ『クイーンメーカー』です。 本作は、イメージメイキングの貴才で、大企業戦略企画室を自由に動かしてきたファン・ドヒ（キム・ヒエ）が、“正義のサイ”と呼ばれ雑草のように生きてきた人権弁護士オ・ギョンスク（ムン・ソリ）をソウル市長にするために選挙戦に飛び込んで繰り広げる政治ドラマ。男性中心の既存の政治物とは異なり、政治経済界の多様な女性キャラクターが中心となる、政治ドラマとして期待を集めている一作です。 悲しい事故をきっかけに政治の世界に飛びこんだ敏腕フィクサー・ドヒは、自分の雇い主だった大企業を倒すため、ライバルだった頃から目をつけていたオ・ギョンスクにソウル市長への出馬を勧め、ギョンスクは財閥家ウンソングループが権力を独占している現実を正すためにそのオファーを受けることに。二人はあらゆるスキルを駆使して選挙と権力に挑んでいきます。 やはり何と言っても本作の見どころは、『夫婦の世界』で圧巻の演技力を見せたキム・ヒエと、韓国映画界で20年以上トップを走り続けている名優ムン・ソリ、ベテラン俳優2人の“演技合戦”！熱のこもった2人の演技と、手段を選ばない選挙戦略、すべてが緻密に計算された完璧な政治ショーに期待大です！ オ・ジンソク監督が、「政治物に全く関心のない方も、ジャンルにこだわらず各キャラクターのスタイルと演技を見ることで十分楽しめる作品を作ってみようと試みた」と語っているので、「政治ドラマは難しそう…」という人にも挑戦しやすそうな一作です。
▼配信情報
Netflixシリーズ『クイーンメーカー』4月14日より独占配信
“胸熱”浪漫ドクターキム・サブが帰ってくる！『浪漫ドクター キム・サブ3』
そして今月は、あの大ヒット医療ドラマ『浪漫ドクター キム・サブ』の待望の続編がついに配信になります！“神の手”を持つ型破りな天才外科医と彼の元で奮闘する若き医師たちの成長を描くメディカルヒューマンドラマシリーズです。 コサン大学病院の分院である田舎の「トルダム院」を舞台に、主人公である天才外科医のキム・サブと、彼のもとで働く医療への情熱ある若手医師たちの成長物語が繰り広げられます。本格医療ドラマでありヒューマニズムにも訴えかける社会派作品として大きな話題になり、シーズン1は最高視聴率27.6%という高視聴率を記録。続くシーズン2は、最高視聴率27％超を叩き出す大ヒット作となりました。 韓国で唯一、一般外科、心臓胸部外科、救急医学免許を取得したハン・ソッキュ演じる天才外科医プ・ヨンジュが、本名を隠し、「キム・サブ」として働くトルダム院で、若手医師たちが技術だけでなく医療の現場で働く者にとって“大切なこと”に気付いていく様が描かれたシーズン1＆2。 地方のぼろぼろの病院で、お金や権力、地位にとらわれることなく、どんな時でも患者を最優先に考え、仲間を守るためには権力者との戦いも厭（いと）わない“浪漫ドクター”キム・サブの姿に、毎話胸が熱くなりました。この機会におさらいでシーズン1＆2を一気見してみるのもおすすめです。 今回のシーズン3では、トルダム病院をコサン大学病院の分院ではなく、「3年以内に政府支援の外傷センター」にすることを新たな目標に奔走するキム・サブたちの姿が描かれます。そしてなんといっても気になるのは、シーズン2で視聴者を熱狂させたアン・ヒョソプ演じるウジンとイ・ソンギョン演じるウンジェ、フェロー2年目の同期2人の鬼キュンロマンスの行方！シーズン2に続く、“歴代最強の胸キュンシーン”が待っていると思うと、ワクワクが止まりません…！ また、シーズン1、2で正義感溢れる男性看護師パク・ウンタクを演じたキム・ミンジェもシーズン3に出演！救急医学科のパク・アルム（ソ・ジュヨン）と繰り広げるほのぼのとしたロマンスからも目が離せません！ シーズン3からは新たなキャストとして、『愛の不時着』で抜群のビジュアルを誇り、クールで冷静ながらも、セリの愛をたっぷり受ける第5中隊兵士の一人グァンボムを演じたイ・シニョンも仲間入りしているのも見どころです！医療ドラマながらも、個性豊かな登場人物が繰り広げる感動の人間ドラマに釘付け間違いなしです！ ▼配信情報
『浪漫ドクター キム・サブ3』「Disney+ (ディズニープラス)」コンテンツブランド「スター」にて4月28日より独占配信（全16話／毎週金・土1話ずつ配信）
名作サスペンス『怪物』の監督が贈るヒーリングドラマ『良くも、悪くも、だって母親』
製作陣とキャストが発表されてから、韓国で今年の「期待作」として挙げられていたのが、『良くも、悪くも、だって母親』です。本作、『ザ・グローリー』で日本でも注目を浴びているHOTな俳優イ・ドヒョンの新作なのに加えて、製作陣も超スペシャルなんです。「第57回百想芸術大賞」でTV部門ドラマ作品賞をはじめ三冠を達成し、「珠玉の名作サスペンス」として韓国で絶賛された『怪物』を演出したシム・ナヨン監督と、映画『エクストリーム・ジョブ』、『完璧な他人』などで筆力を認められたペ・セヨン作家がタッグ！名作誕生の予感がぷんぷん香ってくる、見逃せない一作です。
本作は、子どものためなら「悪い母」になるしかなかったシングルマザーのヨンスンと、ある日、不慮の事故で記憶を失い、幼い子どもになってしまった息子ガンホが再び親子関係を回復するヒーリングコメディー。すべてがリセットされて初めて真の幸福を求める親子の物語が展開していきます。愉快な笑いと、繊細で暖かい視線に満ちた感動のヒーリングドラマに期待大です！
ベテラン俳優のラ・ミランが、豚農場を運営して一人で息子を育て、子供を守るために生きてきた母ヨンスンを演じ、イ・ドヒョンが、母親まで無視して成功だけのために徹底的に冷徹な検事として生きてきたけれど、意外な事故で幼い子どもになってしまい、悪い母親と新しい人生を生きる息子ガンホを演じます。 これまで、『五月の青春』や『18アゲイン』、そして『ザ・グローリー』などで「代替不可」の俳優であることを証明してきたイ・ドヒョンが、またどのような演技変身を見せるのか期待しかありません…！
▼配信情報
Netflixシリーズ『良くも、悪くも、だって母親』4月26日より独占配信
