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愛煙家・加藤浩次に「迷いはゼロ」、喫煙者の立場守るためにも「最低限ルールを守った前提で主張しないと」
テレビでの禁煙宣言を自ら撤回、「やめるとか言っている自分が、くだらねーと思って」
加藤浩次 あるかもしれませんね。仕事でほぼ一緒になってないオードリーの若林(正恭)や、ぺこぱの松蔭寺(太勇)にも会ったり。先日、錦鯉の渡辺(隆)から「忙しくてまったく手応えがないんですけど大丈夫ですかね」って喫煙所で相談されて、「出てるだけでいいんだよ」ってアドバイスしました(笑)。マジカルラブリーの村上からは、朝、僕が髪の毛下ろして私服で喫煙所にいたもんだから、「ただの疲れた構成作家かと思いました!」と言われて(笑)。そういう、普段テレビで見られない姿が見られるのも面白いですね。
――先輩後輩、年齢、立場も越えてコミュニケーションが生まれる。
加藤浩次 親近感が湧くのかな。「え、お前も北海道出身?」みたいな同郷感に近い感覚かも(笑)。そのせいか、ロケ先の喫煙所でも、地元のおばちゃんやお兄ちゃんに話しかけられるんですよ。そこでコミュニケーションが生まれたり、聞いた情報が番組の企画になることもあります。
加藤浩次 ああ、ありましたね。50歳になったらやめようと漠然と思って、テレビで宣言しちゃったんですけど。でも、50歳になる2〜3日前かな。「たばこをやめるということを、50歳からはやめます」って言ったんです(笑)。やめるとか言っている自分が、くだらねーと思って。もうこれからの人生、吸い続けて生きようという気持ちに変わりました。
――堂々と、ですね! やはり加藤さんのような方が発言すると、愛煙家にマナーの大切さを伝えられるし、苦言を呈することもできると思います。だからこそ、今回の『THE TOBACCO 2:50.76』ネーミングの依頼も来たんでしょうね。
加藤浩次 そうだと嬉しいですね。やっぱり路上喫煙するのは、喫煙に限らずそもそもマナーの悪い人だと思うんです。それは絶対に直してほしいですし、マナーを守ることが吸わない人たちとの接点にもなるんじゃないでしょうか。先程も言いましたけど、「愛煙家こそマナーがいい」と言われるようになってほしいですね。でも、吸わない人の中には、「どうしてもたばこが許せない、服からもたばこの臭いがして嫌だ」って人もいらっしゃるかもしれない。そうしたら、言ってください。僕は絶対近くに寄りません! すぐあなたから離れます! 迷惑はかけませんので、僕がたばこを吸うこともどうか許してください(笑)。
(写真:田中達晃/Pash 文:衣輪晋一)
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