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【美ボディ大会】コロナ禍で就職内定取り消しに…トレーナーに転身した20代女性「有名になってハライチ・岩井に会いたい」
コロナ禍で就職内定がなくなり、もともと好きだったフィットネストレーナーの資格を取得
天野佳菜さん 大学では全く別のことを勉強していたのですが、卒業するときにコロナ禍で就職内定先の会社がいろいろありまして…。それがきっかけで、トレーナーの資格を取って、もともと好きだったフィットネス業界で働きたいと思うようになりました。昨年秋にトレーナーとしてスポーツジムに就職しました。
――もともと運動をしていたのでしょうか?
天野佳菜さん 中学高校ではソフトボールをやっていて、もともと運動が好きで筋トレはずっと続けていました。その流れで、大学生になってからも自分でトレーニングをするようになりました。自分を追い込むことが好きで、筋トレが趣味です(笑)。友人たちにもトレーニングを教えて、筋肉がついたことを一緒に喜んでいるうちにトレーナーを目指すようになりました。
天野佳菜さん パーソナルトレーナーとして働き始めて1年になるのですが、コンテストに出場しているトレーナーが多い店舗で働くことになったこともあって、自分も挑戦しないといけないなという気持ちになりました。どのコンテストに出場するか悩んだ結果、増量期間を経て思ったより筋肉をつけることができたので、『SSA』に挑戦しました。
――コンテストに向けてどのくらい身体を絞り込んだのでしょうか?
天野佳菜さん 4ヵ月間で約7キロ絞っています。好きなものを食べながら、有酸素運動をほとんどしないで、筋トレメインで落としていきました。食事制限期間に友人と食事に行った際に気を使わせてしまったり、食べることが大好きなのに食べ放題に行けなかったりしたことが辛かったです。
コンテスト出場はボディメイクの世界で有名になってハライチ・岩井に会うため
天野佳菜さん 「会うたびに細くなっていくね」と女性から羨ましがられました。たまに、「筋肉めっちゃついたね、どこを目指しているの?」と言われます(笑)。出会いが全然ないので、男性からモテるようになったことはないのですが、トレーニング好きの男性からはよく話しかけられるようになりました。「キレイになったね」と言われることもあって、すごく嬉しいです(笑)。
――いまコンプレックスになっているところはありますか?
天野佳菜さん 脚が太いことですかね。もっと細くしたいので、それが次の課題です。自慢は背中の筋肉。本当は腹筋に自信があるのですが、今回出場する部門では腹筋がバキバキに割れているとテーマから外れて減点対象になってしまうので、あまり筋肉をつけませんでした。
――ボディメイクが自身のプラスになっていることは?
天野佳菜さん 全部です。もともとメンタルが弱くて、人前に出るのが苦手なタイプなのですが、ステージに立ちたいと思ったり、人前で観られるのが楽しみになり、気持ちが強くなった気がします。トレーニング中は自己肯定感が上がるし、目に見える部分より精神的な変化の方が大きいです。
天野佳菜さん 実は…ハライチの岩井勇気さんの大ファンなんです。著書を読んでサイン会にも参加して、いつかこの世界で有名になって岩井さんに会うためにがんばっています。自分のスタイルよりも健康よりも最終的な目標はそこです(笑)。
――コンテスト出場もそのためですか?
天野佳菜さん もちろんです! 「この気持ちが岩井さんに届け」って思いながらがんばっています。これからまた増量して、筋肉をつけて、そこから絞って次のコンテストで上位を目指したいです。
(文/武井保之 写真/片山よしお)