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竹内涼真、30歳目前で「やっとスタートライン」 全世界の作品と比べられることに危機感も
『梨泰院クラス』リメイク作主演にプレッシャーも「意識的に全部捨てて臨む」
【竹内】自粛期間中に『梨泰院クラス』が話題になっていたので観たのですが、物語の構成や登場人物それぞれのキャラクター、描かれる人間模様まで全てがユニークで、さまざまなエンターテイメント要素が詰まったドラマだなという印象を受けました。そのリメイク版をこんなにも早く作ることにまず驚きましたし、主演としてオファーをいただいたときは正直少し戸惑いました。世界中で話題になったドラマのリメイクですし、“なぜ僕に主演としてお声がけくださったのだろう”と考えこんでしまって(笑)。ですが『六本木クラス』の制作チームのみなさんが僕を推薦してくださっているならば、この大きなチャンスをものにしたい、そう思ってお引き受けすることにしました。
――主人公の宮部新(みやべあらた)を演じるにあたりプレッシャーはありませんでしたか。
【竹内】もちろんプレッシャーはありますが、そのプレッシャーを意識的に全部捨ててから現場に入るようにしています。主演として僕がやらなければいけないのは、スタッフのみなさんや共演者の方々としっかりとコミュニケーションをとって、全員が同じ方向を向いて作品を作ることなので、その気持ちを何よりも大事にしています。
――昨日(取材時)クランクインを迎えられたそうですが、雰囲気はいかがでしたか。
【竹内】とても活気があって明るい現場という印象を受けました。テンポ良く進行しつつも、こだわるところはとことんこだわって撮っていくんだろうなと安心しながら現場に立てています。あと、物語の舞台が六本木ということもあって、見慣れた街で撮影できるのがすごくうれしいですし今後が楽しみです。