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窪田正孝&本田翼&広瀬アリスが語る バラバラだからこそ強い『ラジエーションハウス』の絆「未完成を補い共鳴」

『劇場版ラジエーションハウス』(4月29日公開)に出演する(左から)本田翼、窪田正孝、広瀬アリス 撮影:KOBA (C)ORICON NewS inc.

 俳優・窪田正孝(33)が主演する『劇場版ラジエーションハウス』(以下『ラジハ』 29日公開)。2019年4月期、21年10月期に放送された“月9ドラマ”を経て、ついに『ラジハ』が映画化。ORICON NEWSでは、天才放射線技師・五十嵐唯織役の窪田、唯織の長年の想い人であり放射線科医・甘春杏役の本田翼(29)、唯織に恋心を抱く放射線技師・広瀬裕乃役の広瀬アリス(27)の3人にインタビューを敢行した。つねに笑いの絶えない現場の模様とともに、『ラジハ』シリーズ、そして映画版ならではの魅力について語ってもらった。
 今作は『グランドジャンプ』(集英社)にて2015年から連載中の人気漫画を実写化。病の原因を探り、レントゲンやCTで病変を写し出す放射線技師、さらには、画像を読影(※レントゲンやCT、MRI、超音波、心電図などの検査によって得られた検査画像から診療上の所見を得ること)し、病気を診断する放射線科医たちの活躍を描く。
 映画では冒頭、杏のワシントン医大への留学まで72時間と迫り、落ち込む唯織。そんななか、杏の父・正一が危とくとの連絡を受けた杏はひとり、父が小さな診療所を開く離島へわたることに。一方、甘春総合病院にはある交通事故の患者が運びこまれ、そして裕乃にも別の試練が訪れる。それぞれの岐路に立たされたチーム『ラジハ』の面々が選んだ未来とは。

“仲良しすぎる”キャスト陣、グループチャットでも大盛りあがり「気づくと3桁通知が…」

――お三方とも撮影中から会話が止まらず、すごく仲良しな雰囲気を感じます。

本田「ほかの現場ってそんなに仲良くないですかね!?(笑)」
広瀬「でもほかの現場で『ラジハ』のスタッフさんに会うと『(広瀬が)静かですね』って言われる(笑)」
窪田「静かなアリスも知ってるけど、たしかにほかの現場では静かかも(笑)」
――この現場だけは違うんですか?

広瀬「ここくらいですよ、ねじ飛ばしてるの」
本田「テンションが全く違う」
広瀬「そう、もう素しか出せません」
本田「逆にすごく、ほかの現場だと『はい、はいっ(かしこまった感じ)』だけどこの現場はラフな感じになっちゃう」
窪田「だから、逆に今日みたいにおめかししてると違和感あるよね。3人で写真を撮るのは照れくさい」
広瀬「普段はTシャツにジャージとか…」
本田「だいたいスクラブ(医療用白衣)だもんね」
――お三方で会われるのは久々ですか。

窪田「だいたい2ヶ月ぶりくらいですね」
――シリーズごとに期間があいても、すぐにいつもの雰囲気になったりするものなんですね。

広瀬「一瞬だよね(笑)」
窪田「止まってた『ラジハ』のグループチャットがすごい勢いで流れ始めたもんね。絵文字とか気付いたら何十件…」
広瀬「気づくと3けた通知が」
窪田「写真の送り合いの量がすごくてうるさいくらい(笑)。それだけで携帯の充電がなくなりそう」
――どなたが送られることが多いんですか

本田「やっぱり八嶋(智人)さんじゃない?」
窪田「いや、あなたもよ(笑)」
本田「私は写真を撮ることが多いかも? アリスもめっちゃ変な動画送ってくるじゃん!めちゃくちゃ変なフィルターにかかってるやつとか」
窪田「浅野(和之)さんが子どもの顔になっているやつね」
広瀬「大先輩を赤ちゃんみたいな加工にして送りまくるっていうのはよくやってました(笑)」
本田「ほかの現場では、やらないよね(笑)」
窪田「相当シリーズやってないと、あの仲の良さはでない…」
広瀬「もうシーズン5くらいやっている感覚。ほかのスタジオで撮っている違う作品の現場からはラジハの現場は『動物園』って言われてました(笑)」
――そういう面では現場でもオン・オフの切り替えは難しいですか?

本田「ギリギリまでしゃべってるよね」
広瀬「本番ヨーイ、で『大丈夫ですか…』(深刻なセリフモード)で(笑)」
本田「それで笑っちゃう。なんでそんなにすぐ戻るの!?って。難しいセリフのときはみんなから距離を置いてます」
窪田「ワンカットで、みんなで映るシーンが『ラジハ』はチームを表しているから多いんですけど、本番前にしゃべってない人は、大体長セリフがある。あとの人は責任がないから(笑)」
広瀬「やさしいなと思うのは、そういう人を無理に入れない。『入っておいで〜』っていう空気感だから」
窪田「たまにセリフ一言の人が、間違えると『あ〜、やったな!』って(笑)」

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