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ぷろたん:著名人の1週間トレーニングメニュー【1WEEK WORKOUT MENU】

ぷろたんの1週間のトレーニングメニュー

著名人の1週間のトレーニングメニューを公開する企画「1WEEK WORKOUT MENU」!
今回は筋肉系Youtuberのぷろたんさんが登場!
トレーニングを始めたきっかけや1週間のトレーニングメニュー、愛飲しているプロテインなどを一挙大公開!

パーソナルデータ

  • ぷろたん

【名前】ぷろたん
【身長】163cm
【体重】67kg
【胸囲】97cm
【ウエスト】83cm

公式Youtubeチャンネル(外部サイト)
公式Twitter(外部サイト)
公式Instagram(外部サイト)
ぷろたんプロデュース プロテイン・アパレル「proism」(外部サイト)

ぷろたんインタビュー

チャンネル登録者数200万人を超える人気YouTuberのぷろたんさんが、2021年12月5日に開催されたフィジーク大会「2021 IFBB PRO League x FWJ WORLD LEGENDS CLASSIC」の「メンズフィジーク ノービス 168cm未満」カテゴリーで優勝した。突然の体調不良から入院を経て、トレーニングに復帰したのは大会のほんの3ヶ月前のこと。療養期間ですっかり落ちてしまった筋肉を取り戻すまでの、死に物狂いの3ヶ月間を振り返ってもらった。

筋トレは人生を最高に豊かにしてくれる「呪い」だった!

筋トレの楽しさに目覚めたのは10年ほど前で、本格的に始めたのは6年前だという

筋トレの楽しさに目覚めたのは10年ほど前で、本格的に始めたのは6年前だという

――バラエティ豊かなオモシロ動画で活躍されているぷろたんさんですが、筋トレ動画はガチと評判です。いつ頃からトレーニングをされているんですか?

ぷろたん 本格的に始めたのは6年前ですが、筋トレの楽しさに目覚めたのは10年ほど前です。大学進学で上京し、スポーツクラブでアルバイトをしていたんですが、研修の時に人生で初めてマシンというものに触れてめちゃくちゃ感動したんです。「すげえ、これならいくらでも筋肉をつけられる!」って。

――筋トレ動画ではない動画でも、やはり目を引くのは鍛えられた肉体の美しさです。筋トレは毎日しているんですか?

ぷろたん 習慣になっているので一応は毎日してますけど、そこまでガッツリではないです。大会前の3ヶ月間が毎日10割やり切ってたとしたら、普段は7〜8割もいかないくらい。YouTube動画の制作にもけっこう時間をかけてますしね。ただ僕の場合、「太りたくない」ことが筋トレの一番のモチベーションになっているところがあるんです。人と会ってしゃべったり、ご飯を食べたりという人生の楽しみは手放したくない。だけど食べたら太るというジレンマが常にあって。

太りたくないことが筋トレの一番のモチベーションというぷろたん

太りたくないことが筋トレの一番のモチベーションというぷろたん

――大食い動画もたくさんやってますしね。

ぷろたん はい。だからご飯を食べる前には必ず筋トレをします。むしろ筋トレをしないと食べられないですね。それこそ「今日はキュウリを1本多く食べたいから有酸素運動を20分プラスする」みたいなこともあります。もはや僕にとって筋トレは「呪い」です(笑)。

――筋トレは呪い! でもそれによって理想の肉体を手に入れられたわけですよね。

ぷろたん そうですね。よく言うように筋肉は裏切らないですし、筋肉さえしっかりしていればいくつになっても健康的で美しい体を保つことができます。フィジークの大会でも、すごいキレイな肉体のおじいちゃんとかいますしね。むしろ人生を豊かにしてくれる「呪い」なんじゃないかなと思っています。

2ヶ月間の療養生活でガタ落ちした筋肉を奮い立たせるまで

――健康といえば、2021年7月に自己免疫系疾患で闘病を余儀なくされました。

ぷろたん 2ヶ月まるまる療養しました。控えめに言って地獄でしたね。体のキツさ的には熱や倦怠感、体のあちこちが痛いとかあったんですが、何よりもメンタルがキツかったです。病院のベッドで横になって何もできない日々に、人生すべて無駄にしてる感じがして。

――それまで人気YouTuberとして忙しい日々を送っていただけに、「やっとのんびりできる」という感覚は?

ぷろたん いや、むしろYouTuberという職業に苦しめられていたところもあったと思います。YouTuberって新しい人がどんどん出てくる世界ですから、更新頻度を少しでも落とすと「忘れられるんじゃないか」という恐怖感がすごくあるんです。だから「もう忘れ去られてもしょうがない」という諦めの境地に至るまでは、ずっとソワソワしていました。

療養中はむしろYouTuberという職業に苦しめられていたところもあったと語ってくれた

療養中はむしろYouTuberという職業に苦しめられていたところもあったと語ってくれた

――当然、トレーニングもできなかったですよね

ぷろたん はい。コロナ禍ということもあり、病院内でも行動が制限されていたんです。最長で移動できる場所は、病室から30メートル先の併設コンビニだけ。そんな日々が約1ヶ月、退院後に自分の体を見たときにはショックでした。体重は7キロ減、筋肉もガタ落ちで。でも、だからこそフィジークの大会に出場しようという決意ができたところもありました。

――療養明けから3ヶ月後に開催される大会という目標を決めたことで、自らを追い込んだのでしょうか?

ぷろたん そうですね。あとは病気で完全に未来に絶望するところまで落ちたので、「思い描く未来を実現する自分」に挑戦したかったところもあります。大会に出場して「自分はできるんだ」ということを確信できたら、病気についても前向きに捉えられるんじゃないかという閃きに近いものでした。

目標を決めたことで病気に対しても前向きに捉えるようになったとのこと

目標を決めたことで病気に対しても前向きに捉えるようになったとのこと

カボチャはボディメイクと食の満足感を両立できる最強食材

――フィジーク競技の国際大会「IFBB PRO League x FWJ WORLD LEGENDS CLASSIC」は、フィットネス界の登竜門とも呼ばれています。これまで出場経験は?

ぷろたん 過去に3回出場しています。直近では2年前に同じ部門で4位に入賞しました。

――2年前と比べて療養明けという大きなビハインドを取りながら、優勝をつかめた決め手はどこにあったのでしょうか。

ぷろたん 生活のすべてを筋トレに全ブリできたことは大きかったですね。それまでは動画のネタを考えたり、制作したりといった日々の中で筋トレもやる、という感じだったのですが、YouTuberとして"諦めの境地"まで行ったので、失うものが何もなかったんですよね。実家に帰り、筋トレ・食事・睡眠だけに集中する毎日でした。

――ストレスもなさそうですね。

ぷろたん 田舎なので友だちにも会えないし、ご飯屋さんもないし、遊びと言えばたまに海に行くくらいで、めっちゃ黒くなってました(笑)。ツラかったのは、たまに病気のことがフラッシュバックすること。あくまで寛解の状態なので、いつまた病院送りになるかと思うと精神的におかしくなりそうになるんですが、それを忘れるためにも筋トレはすごく役立っていたと思います。

気持ちを安定させるためにも筋トレはすごく役立っていたと振り返る

気持ちを安定させるためにも筋トレはすごく役立っていたと振り返る

――完全に筋肉が落ちた状態から、改めて筋トレの良さを実感したところもあったのでしょうか。

ぷろたん そうですね。今回改めて思ったのは、筋トレって「小さな成功体験」と「自己肯定感」を味わえる素晴らしいものなんだなということ。僕の場合、まずは体を動かせる喜びから始まりましたが、筋肉も鍛えるごとにそれまでペシャンコになってた部位がグングン盛り上がってくるんです。それを目にするたびに自分の中に自信のようなものが蘇ってきて、療養中は自分のことが大嫌いだったんですが、再び自分のことを肯定できるようになりました。

――フィジークにおいては、筋トレと同時にカギになるのが減量です。ぷろたんさんはどのようなことをされていましたか?

ぷろたん この3ヶ月間はカボチャ 一択でした。昼300グラム、夜450グラムに設定して、これがものすごく効果がありましたね。過去にブロッコリーを試したこともありましたが、カボチャは甘味があるのに糖質は圧倒的に少なく、栄養素のバランスも抜群にいい。料理次第で食感も変えられるので満足感もある最強食材でしたね。

――具体的にはどんな料理を?

ぷろたん いろいろやりましたけど、一番のヒットは茹でたカボチャにアーモンドバターを1スクープ混ぜたもの。あとはシナモンと塩で味付けしたものも美味しかったです。

減量期のぷろたんにとってカボチャは栄養バランス、満足感でも最強の食材だったという

減量期のぷろたんにとってカボチャは栄養バランス、満足感でも最強の食材だったという

YouTuberの僕が筋トレ界隈に貢献できること

――大会当日、ステージに立った瞬間に優勝は確信できましたか?

ぷろたん 行けるな、という感覚はありました。周りからも「優勝間違いないでしょ」と言われてましたし、コンディションも過去イチで良かったですしね。ただ、自分としてはこの大会にたどり着くことが目標だったので、優勝はオマケみたいなものでわりと冷静でした。むしろ大会当日は、動画のことばかり考えてましたね(笑)。どの画角が一番筋肉が映えるかとか、どんなコメントを言おうとか。

――常に動画のことが頭にあるのは、職業病みたいなものなんですね。

ぷろたん そこはしょうがないですね(苦笑)。ただYouTuberとして体を晒し続けてきたことで、マッスルコントロールもうまくなったんじゃないかなと思います。フィジークは鍛えた肉体の美しさを競う競技なので、ただ筋肉を付ければいいわけじゃない。どれだけ肉体を映えさせるかも評価になるので、人に見られ続けることってけっこう重要だなと思います。一方で出場者の中には、僕のYouTubeを見ていた方もいるかもしれない。ようは"筋肉系YouTuber"って大会までにどこまで絞り込んだか、ほかの出場者に手の内を明かしてしまっているようなものなので、相手をより頑張らせてしまうこともあって、そこは不利に働くこともあるのかなと思います。

大会当日は筋肉が映える画角やコメントなど動画のことばかりを考えていたという

大会当日は筋肉が映える画角やコメントなど動画のことばかりを考えていたという

――出場者同士はバッチバチなのでしょうか?

ぷろたん それがフィジーカーとかボディビルダーって基本的に紳士が多いんですよ。お互いどれだけ苦しい思いをして大会に立っているか、身をもってわかっているので、誰が優勝しても称え合うところがあって、いわば優しい世界なんです。それは素晴らしいことだけど、ただそれだけだと世間的なインパクトがないなとも思うんですよね。

――筋トレ界隈で完結してしまうという?

ぷろたん そうなんですよね。たとえば格闘技って、大会前から対戦相手がバチバチやり合いますよね。それがストーリーとなって、周辺やファンを巻き込んで、業界全体も盛り上がっていくという、そういう図式がないんです。それこそアメリカではボディビルやフィジークの大会に莫大な賞金が出るし、そこでのし上がってセレブになる人もいるけれど、日本ではまだまだこの業界は成熟していないんですよね。

――競技としてもっと盛り上げたいという思いが?

ぷろたん 筋トレ界隈の優しい世界も好きだけど、もっと世間に開かれたものになっていってほしい。"筋肉系YouTuber"とか呼ばれたりして片足突っ込んじゃってる自分には、そういう役割もあるのかなと考えるようになりましたね。でも逆に言えばまだ成熟していないからこそ、可能性しかないんですよね。今後はYouTubeでも他の筋肉系の方とコラボしたり、逆に意識的にコラボしなかったり(笑)、そういう形でこの業界に貢献していければいいなと思っています。

筋肉系YouTuberとして日本のボディメイク界に貢献していきたいと考えているぷろたん

筋肉系YouTuberとして日本のボディメイク界に貢献していきたいと考えているぷろたん

トレーニーの方へメッセージ

筋トレをしている人は「勝ち組」、筋トレは人生を豊かにしてくれると話してくれた

筋トレをしている人は「勝ち組」、筋トレは人生を豊かにしてくれると話してくれた

ぷろたん 筋トレに片足突っ込んだら、それだけで人生勝ち組です。肉体が変われば自分に自信がついて、目つき顔つきも変わり、発する言葉にも説得力が生まれます。モチベーションを保つためには、「筋肉を付ける」こととは別の目的とリンクさせることが重要です。僕の場合は「食べるため」に筋トレをしてるわけですが(笑)、たとえば「ベンチプレスを5回上げられるようになったら、今週末に告白する」という設定をしてもいいと思います。それで成功したらバンザイだし、失敗しても筋肉は残るわけで、結論、筋トレを続けている限り「負け」は絶対にないんです。筋トレは目的ではなくてあくまで手段。それも人生を最高に豊かにしてくれる手段として、ぜひ楽しんで続けてほしいですね。

ぷろたん 1週間のトレーニングメニュー

月曜日のトレーニングメニュー

火曜日のトレーニングメニュー

水曜日のトレーニングメニュー

木曜日のトレーニングメニュー

金曜日のトレーニングメニュー

【土曜日】【日曜日】 オフ

愛飲しているプロテイン

proism オリジナルホエイプロテイン1kg ストロベリー味(外部サイト)

ぷろたんプロデュース プロテイン

proism オリジナルホエイプロテイン(外部サイト)
ヨーグルト味 (容量:1kg)(外部サイト)
レモン味 (容量:900g)(外部サイト)
ココア味 (容量:1kg)(外部サイト)
ストロベリー味 (容量:1kg)(外部サイト)
抹茶味 (容量:1kg)(外部サイト)

価格:各3,280円(税込)

【販売サイト】 proism(外部サイト)

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ぷろたんプロデュース プロテイン・アパレル「proism」(外部サイト)
(取材・文/児玉 澄子)
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