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【整形美女】継母の虐待で膨らんだコンプレックス、父親譲りのパーツに嫌悪感…整形によって女性たちが掴んだ“幸せ”とは?
「家族全員キレイな二重なのに、私だけ生まれつき一重」“六本木No.1キャバ嬢”が整形にのめり込んだ過去
そもそも黒崎さんが整形をし始めたきっかけは「父親譲りの輪郭が嫌だった」こと。だいたいのパーツが父親似で、なかでも特に輪郭はそっくり。それが嫌で、顎の骨を削る手術を受ける前から、ヒアルロン酸を打っていたほどだという。
「あと、うちは家族全員キレイな二重なんですけど、私だけ生まれつき一重なんですよ。それで昔からよく父親に『お前は捨て子だから1人だけ顔が違うんだ』ってイジられてましたね、冗談で。もちろん真に受けてたわけじゃないですけど、思春期くらいに『たしかに私だけ違うな』って気付いちゃった感じです」
その後、父親が莫大な借金を残して家を出たことで、黒崎さんは16歳で高校を辞めてJKカフェで働き始める。自分がすべてを背負うことにしたのは、それしか選択肢がなかっただけだと振り返る。
「弟は小さいし、母親は『どうしていいかわからない』という感じだったので、私が働かないとこの家は終わるなと(笑)。生きるためでした。それで生活が落ち着いてきた頃に整形を始めました」
「鏡に映った自分の顔が少しでも可愛くないと感じたら、翌日には整形をした」という状態だったこともあったそうだが、今はもう「この辺が妥協点かな」と思えるようになったとか。
「たぶん整形して人生がいい方向に向いていく中で、『ここを治せば顔も人生ももっと豊かになる』って思い込んじゃってたんだと思います」
だが、あくまでも妥協点であるため、今の満足度は100点満点中で“78点くらい”だとも…。
「私の性格上、100点は絶対に行くことはないと思うんですね。お金と労力があったら、たぶん一生整形をしちゃう人間なので。だからある程度、妥協できたのはよかったなと思ってます」
妥協点を持てるようになったことで、毎日がとても平和になり、恋愛も含めてメラメラした気持ちが一切なくなったと黒崎さんは笑みを浮かべる。
「それこそスッピンで過ごす日も多いですし、仲がいい友だちと遊ぶときなんかは外でもスッピンです。SNSもあまり上げなくなりましたね。“いいね”の数が生きがいだったけど、それもなくなっちゃいましたからね」