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「ギャルの霊」がとり憑いた? ポップな心霊漫画に反響、霊感体質の作者が明かす意外な実体験
「かえるべき場所にかえれない人がいる」 “人を見送る”経験をして実感したこと
――『姉妹で霊に取り憑かれた話』には多くの反響が寄せられました。
「とても珍しくて描き残したいなと思った体験だったのですが、夫婦の霊をかえすときに通る、“動物用の扉”に反応してくださった方が多くて嬉しかったです。「私も知っています!」といった旨のコメントを見たときには、感動しました」
――この作品で描きたかったことや伝えたかったこととは?
「“かえるべき場所にかえれない人がいる”ということです。この夫婦の話で、初めて“人を見送る”という経験をしたので」
――本作では神社にお祓いに行っていますが、霊的な何かがあった際は、いつもお祓いをしているのですか?
「お世話になっている神主さんは、“お祓い”という表現は好きではないようで、『成仏していただく』とおっしゃっています。酢、水、塩、お酒で対応できない、あまりにもひどいときにだけ、お世話になっています。大体はいつの間にかいなくなっていることが多いです」
――ともに取り憑かれたことで、姉妹の間に何か変化は?
「元の姉妹に戻りました。イチャイチャも一切ないです」
“取り憑かれている”ってどういう状態? 一般人が気をつけるべき注意点も
「体調が悪くなります。風邪かな?と思うような症状があったり、肩こりや腰痛が悪化したりする場合も。うちでは薬や療養で治らない場合に、“何か憑いている判定”を下します」
――ブログには「よくない場所」についての記載もあります。一般の人が近寄らない方がよい、気をつけるべき場所を教えてください。
「心霊スポットはもちろん、『気持ち悪い』『怖い』『ここにいたくない』と感じたら、よくない場所の可能性が高いです」
――もしよくない霊的なものを感じたら、どうすべきなのでしょうか?
「コップ一杯の水に少量の酢を入れ、舌に塩を乗せて一緒に飲み込むのが、自分は身体にあった方法だと感じます。それでもダメだったら、近くにある神社やお寺に手を合わせに行きます。さらにそれでもダメだったら、神社やお寺で厄除けをしていただく…と言う流れです」
――最後に、これから発信していきたい作品について教えてください。
「“日常”の話をアップしていきたいです。目に見えないことの話も、目に見えることの話も、自分にとっては“日常”なので、それを面白い、楽しいと思っていただけたら嬉しいです。オリジナルの漫画も頑張って描いていきたいと思っております」
■桜田洋さんInstagram(外部サイト)