• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
  • ホーム
  • ライフ
  • 「アリエッティが着てそう!」妖精サイズの花ドレスに反響、うつで休学中の作者「間違いなくいい影響」
ORICON NEWS

「アリエッティが着てそう!」妖精サイズの花ドレスに反響、うつで休学中の作者「間違いなくいい影響」

子どもの頃の夢に再チャレンジし成功、「実際に着られそうな構造に憧れる」

――生花でのドレス作りは、いつ頃から制作を始めたのでしょうか?

【桃月さん】本格的には、今年の4月から作り始めました。子どもの頃に一度作ろうとして失敗したことはありましたが、それ以外では経験はありません。子どもの頃から妖精が好きで、ずっと作ってみたいという思いはあったのですが、なんとなく今ならできるかもしれないという気持ちが湧いてきて作ってみました。

――“妖精のドレス”は、どのように制作されていますか。

【桃月さん】トルソーに生花を両面テープで貼ったものが多いですが、実際に着られそうな構造が私の憧れなので、最近は不織布で小さなスカートの形を作り、それに両面テープで生花を貼り付けることもあります。また、アイビーという植物の葉っぱで作ったドレスは、両面テープを使わずに、草をぐるぐると巻いて葉っぱをとめています。

――かなり繊細な作業だと思います。制作する上で難しかった点はありますか。

【桃月さん】小さなものなので、繊細で緻密な作業が必要なことと、布と違って伸縮性がないため、傷つきやすい生花を傷つけないようにすることが難しいです。

――制作時間はどれくらいでしょうか。

【桃月さん】ほとんどのドレスは、15分から20分ほどです。アイビーのドレスだけは5分程度で完成しました。

――スピード勝負なんですね。ちなみに、生花だとあまり長くは保存できないでしょうか?

【桃月さん】今までは、萎れるまで机に置いて眺めて愛で、その後、庭の土に還していました。まだ作成途中ではありますが、最近はドライフラワーにすることもあります。
――薔薇、紫陽花、アイビー、つつじとドレスを投稿されています。それぞれにイメージする妖精がいるのでしょうか?

【桃月さん】それぞれに対する細かいイメージはありませんが、すべてにおいて生き生きと暮らしている可愛い妖精たちをイメージしています。花の“シルエット”や“可愛らしさ”を生かすことにはこだわっていますね。

――今後の作品制作の予定や、制作してみたいものなどについて教えてください。

【桃月さん】袖がなく、比較的シンプルなドレスばかりなので、華やかで袖のあるドレスも近々作るつもりです。あと、いずれはズボンも作ってみたいですね。構造的にドレスよりもかなり難易度が高いので、もっと技術力が上がってから挑戦してみたいです。それとまだ少し先になりそうですが、プリザーブドフラワーやドライフラワーで作品を制作して、『minne』で販売することも考えています。
■桃月さんのアカウント情報
Twitter :@fairy_dress_
Instagram :@fairydress_i_made
minne(「妖精のドレス」販売予定): https://minne.com/@shop-bell

あなたにおすすめの記事

 を検索