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美大生が描いた全く新しい人体模型風ポスターに「生物超超超得意になりそう」
コロナ禍で健康や人体を見つめ直したことがきっかけ「難しい内容をアートの力で楽しく伝えたい」
イユダさんまさか臓器のポスターを「飾りたい」とまで言ってくださる人がいると思わず、ただただ嬉しかったです。本当に嬉しいコメントが沢山で…ひっそりスクリーンショットをして、今後の活動の栄養剤にしています。
――同級生や学校内でも話題になったとか。
イユダさんみんな結構ツイートを見てくれてたみたいで、展示会場で「これTwitterで見たやつや!」等の声をよく聞きました(笑)。またゼミの先生や友達は一緒に喜んでくれました。さらには卒業制作の学長賞を頂くことができて、作ってよかったと思いました。
――難しい内容を楽しく面白く伝える作品を目指したと投稿されておりましたが、なぜそのような作品を作りたいと思ったのでしょうか。
イユダさん「難しい内容を楽しく面白く伝える」ということは、デザインを考える上での私の中の1つの目標でした。私自身、ビッシリ並んだ文字や複雑な図が苦手でして、難しい内容がさらに難しそうに見えるのです。本当は面白い内容でも入り口で躊躇してしまう。でもそれはとても勿体ない事で、表現の仕方で印象を変えたいという思いがありました。
――その中でなぜ臓器をテーマにしようと思ったのですか。
イユダさんもともと理科の授業が好きであった事と、コロナの影響で健康や人体というものを見つめ直し興味を持ったからです。自分の理科のノートに描いている人体図の進化系を作ってみたかったのです。