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有村架純“怖かった”雪代巴役 重圧を覚悟に変えた佐藤健の言葉「本当に巴だ」

佐藤健が演じ続けた緋村剣心「並大抵な気持ちではできない」

 原作ファンの期待のみならず、佐藤や大友監督、スタッフたちの思いを受け止めた有村。オファーを受け、マネージャーや大友監督から「大事な役」と聞いたときは「すごく怖かったです」と当時の気持ちを振り返る。
 かつ『るろうに剣心』においては、「かけている月日が違うじゃないですか。健さんが担っている役は並大抵な気持ちではできないですし、みんなの思いが強くないと実現しない作品。そこに主演でずっと戦い続けてきて、健さんの気持ちを考えると身が引き締まって仕方ないですし、健さんからも『剣心の役作りは巴から始まっている』と聞いたときにとんでもないところに参加してしまったと思いました(笑)」と胸の内を語る。
 それでも「『3月のライオン』でご一緒した大友監督が信じてくれたことがうれしかったです。そのときは23歳くらいで、それから3年ほど経ち、自分がなにか違う形で返せるかもしれないという思いで引き受けました」と大友監督への感謝の気持ちを表現。そして「一度お返事をしたからには『やめます』とは言いたくないし、責任をもってあのとき自分にできることをやりきるのみでした」といい、巴の人生を演じきる決断をしていった。
 佐藤からは細かい話はせずに撮影に臨んだというが「現場で初めて健さんと対峙したときに『本当に巴だ』とおっしゃってくれたのが心に残っています。みんな不安を拭うために言ってくれるものだと思っていたのですが、素直に言葉を受け止めない自分自身が恥ずかしくなって。みなさんが作ってきた作品でそのように言ってくださるのであれば、自分が表現している巴を信じないと作品に対して失礼だと思いました」

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