「私の代わりはいくらでもいる」、バラエティーを見て感じた学び

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  写真集『はじめまして。』より

──お休みしている間、バラエティ番組などは観ましたか？

ゆきぽよ　はい。新しい女の子のタレントさんがいっぱい出てきて、私の代わりはいくらでもいるんだなって思いました。でも、悔しいとか嫉妬とかじゃなくて「この子はこの振りにこう返すんだな」って学んだり、「私だったらどう答えたかな？そのときスタジオの空気はどんな感じになったかな？」みたいな想像をしていましたね。だから、代わりはいるけど、"自分"は1人しかいないんだというふうにもなんとなく思っていました。それは私に限らず、誰でもそうですけど。

──じゃあ、そんなに焦ることもなく？

ゆきぽよ　そうですね。中には「ゆきぽよは終わった」みたいなことを言う人もいますけど、24歳で人生が終わってしまうとは思いたくはない。大事なのは、受け止めて反省して次のステージに進むことだと思うし、「この写真集から新しい自分を始めよう！」という気持ちでいます。

ファンからの思い受け止め新たな一歩、「当分お休みはいらない」

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――写真集には”大人ギャル宣言”とありました。ゆきぽよさんのインスタでは、ギャルメイクを封印したり、「ギャルじゃない私も好きになってくれますか？」という投稿もありましたが、ギャルということ自体は変わらない？

ゆきぽよ　ギャルはやめないです。ギャルって、ポジティブで元気で、周りを明るくできる存在だと思うんです。私自身、そういうギャルたちに助けられてきたし、そこは変えたくない。ただ、周りからどう見られるかっていう俯瞰的な目は持つようにしたいと思います。

──インスタには応援コメントがたくさん寄せられていましたが、どう受け止めましたか？

ゆきぽよ　意外と、私のSNSには誹謗中傷のようなものはなく、フォロワーさんも思ったより減らなくて。もちろん厳しい意見もありましたけど、私のことを思って言ってくれているのがありがたかったし、お返事もしました。ただ、ネットニュースのコメントはすごかったですね。「死ね」とか「消えろ」とか普通にあって。

──それはつらいですね。

ゆきぽよ　心が折れてしまうので、同じネットに書き込まれる意見でも、ある程度線引きして捉えるようになりました。写真集を撮った沖縄でも、変な目で見られるかなと不安だったんですけど、「地元にゆきちゃんが来てくれてうれしい！」と声をかけてくれた子がいて、すごく救われました。

──ファンの支えを実感したんですね。

ゆきぽよ　本当にそうです。私が芸能の仕事をやっていて本当に良かったなと思うのは、ファンの子たちが「ゆきちゃんを見てると元気になる」って言ってくれること。そういう声を聞くと私も元気をもらえるし、そんなふうに元気のやり取りができる仕事って、ほかになかなかないなって思うんですよね。「ゆきちゃんを見られないと寂しいよ」とDMを送ってくれる子もいるし、これからも気持ちを新たに頑張っていこうと思っています。

──これからどんなお仕事をしていきたいですか？

ゆきぽよ　まずはこの写真集を手に取ってもらえるように頑張りたいですし、テレビも頑張っていきたい。あと、YouTubeでは今までやれなかったいろんな企画をやってみたいですね。うちの両親はすごい働き者なので、私も仕事がとても好きで。この2ヵ月で一生分休んだので、当分お休みはいらないです(笑)。

──では最後に、これから写真集を見る人へ伝えたいことは？

ゆきぽよ　私のことが好きな人はもちろんですけど、嫌いな人にも新しい発見があると思うので、ぜひ見ていただけたらうれしいです。ボディメイクは頑張ったけど、私はもともと、めちゃくちゃ華奢で細いわけじゃなくて。頑張れば誰でもなれる体型だと思うので、女の子には参考になるんじゃないかな。リアルに感じて、楽しんでもらえたらと思います！

（写真：田中達晃／Pash　文：児玉澄子）

ゆきぽよ(木村有希)　3rd写真集『はじめまして。』

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5月25日発売
光文社刊
ライザップで体重4.6キロ減、ウェスト11.7センチ減。「身も心も生まれ変わった」ゆきぽよの“無修正ボディ”が楽しめる圧巻の160ページ。写真集と連動したイメージDVDも今夏発売予定。

★発売記念イベントが6月6日（日）13時から東京・神保町の書泉グランデで開催予定。
※社会状況によって日時や会場が変更になる可能性があります。詳細はFLASH公式Twitter(@weeklyflash)及び本人のSNSで随時発表。