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広瀬アリス、“オールラウンダー”として見せつける実力 ブレイク続き「すずの姉」イメージから脱却

「役者重視でなくてもいい」、多様なメディアで活動する柔軟さ

 そんな本田翼には、女優業へのスタンス、メディアとの向き合い方においても先鋭的な姿勢がある。

「従来、女優といえば少しずつドラマや映画作品に出演しながら、知名度と演技力を身に着けていき、「役者」としての活躍の場を広げていく。この基本形はいまもさほど変わっていませんが、近年では女優も作品だけに留まらず、ネットを含めたさまざまメディアを行き来して、演技の裏やプライベートな部分も積極的に情報発信するのが当たり前になっています」

 柿谷氏は、そうした風潮のなかで「女優」をめぐる価値観も変容してきているとする。

「これまではどこかで役者重視というか、ドラマ・映画作品への出演を軸にした芸能評価が強かったように思います。もちろん役者一本というタイプも多くいて、それはそれですごいこと。でも視聴者が求めるのは、それが絶対というわけではない。むしろメディアが多様になって、コンテンツの選択肢も増えた現在、いい意味で“役者”をもう少し大きい括りで、柔軟に捉えて消費している人も増えつつあるのではないでしょうか」

活躍の場はテレビのほかにも、新時代の“マルチタレント”

 本田翼の芸能活動は、本人が期せずして本当の意味での“マルチタレント”を再構築しつつあるように見える。

「女優業への想いは強いだろうが、活動全体から言えば“部分”とも取れる。しかし、それは決してネガティブなことでも、女優への本気度が低いわけでもない。むしろ、そうしたところに“役者”を取りまくメディアと視聴者の関心が高まっていて、それに合わせた構えと視野の広さを備えているように見えます」

 そうした視点があるからこそ、友人のような親近感と庶民感、癒しを与える笑顔…といった人間的な魅力が、複数のメディアを横断する形で「大衆性」を獲得し認知され、強固な土台となって彼女を下支えしている。

 すでにメディアはテレビだけではない時代に突入して久しい。これからの時代に女優が生き残っていくために大事なのは、テレビの外側で何をどれだけ培い、鍛えたかだろう。ひいてはそれがこの先のスターの条件にもなっていくかもしれない。

 さまざまなメディアコンテンツが台頭するなか、ドラマに限らず、本来テレビが持つ大衆娯楽としての強みやおもしろさは見えにくく、伝わりにくくなっているのかもしれない。そんななか柿谷氏は、「本田翼のようにテレビの外でも自身の戦う“武器”を集め、それを装備して臨むタイプの演じ手が出てくると、テレビやドラマにも従来とは違った、新たな大衆的な面白みや盛り上がりがフィードバックされていくでしょう。本田翼が、今後のテレビと役者のあり方を変えていきそうです」と期待を寄せている。

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