ORICON NEWS
「頑張りすぎてボロボロに…」芸能界に翻弄されたストイック女優・ソニン、辿り着いたナチュラルな生き方
ヴィーガンライフの成果も? 38歳になったソニン
ソニン やっぱりプロとしてお仕事を続けていくために必要なのは、毎日パフォーマンスできる健康な体と免疫力を得ることだというところに行き着きました。その辺は食にも関係していますね。ただし、食生活もストイックになりすぎるとメンタルに影響するので、サボるときは思いきりサボります(笑)。
──女性芸能人は見た目をあれこれ言われがちですが、そこはあまり気にしなくなった?
ソニン 役作りで絞ることはありますが、人の目を気にして無理をすることはなくなりましたね。結局、大事なのは見た目ではなく、仕事に合わせて精神と肉体のコンディションをコントロールできること。それでこそプロだというのが、芸能界で20年やってきて辿り着いた私の中での答えです。
──今回の本には写真もたくさん載っていますが、「仕上げて」臨んだのでしょうか?
ソニン いいえ(笑)、さほど仕上げもせず、普段のままの自分で挑みました。自分でも別に「ベスト」とは思わないけど、それがこの本の趣旨と合うかなと思って。中には、「これがベストなの?」と思う人がいるかもしれないけれど、私としては体型もお肌も「今のナチュラルな自分」として、自信を持って写真に残せる状態だと思っています。自分で言うのもなんですけど、38歳にしては目立ったシワもあまりないかなと。ヴィーガンライフの成果として、説得力があるといいんですけど。
──たしかにお肌がツヤツヤです。ヴィーガン歴11年はダテじゃないですね。
ソニン 10年くらい前は、日本でヴィーガンをやってるとけっこう奇異の目で見られてたんですよ。だけどニューヨークでは、その時点で専門店もたくさんあったし、普通のレストランにもヴィーガンメニューが用意されていました。生活の中の選択肢の1つになっているんですよね。
──ヴィーガンの人もそうでない人も、一緒にテーブルにつけるっていいですね。
ソニン そうなんです。今は日本でもだいぶ浸透して気軽に取り入れられるようになったし、堅苦しくないヴィーガンライフがもっと広まればいいなと思っています。健康面でもメンタル面でも、さんざん失敗してきた私が生き生きと自信を持って生きられるようになった秘訣に興味のある方には、ぜひ手に取っていただけたらうれしいですね。
(写真:田中達晃/Pash 文:児玉澄子)
『ソニンの美・ヴィーガン』
発行:東京ニュース通信社
発売:講談社
https://zasshi.tv/products/9105/
■ソニン公式サイト(外部サイト)
■Twitter(外部サイト)
■Instagram(外部サイト)
■YouTube(外部サイト)