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レゴ5万ピースで「富嶽三十六景」 レゴ認定プロビルダー制作400時間の大作に「北斎先生にも見せたい」

レゴで作られた『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』 制作・写真提供/三井淳平氏

レゴで作られた『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』 制作・写真提供/三井淳平氏

 江戸時代、さまざまな文化が生まれ現代にその作品が残るなかでも、“最高傑作”の呼び声が高いのが、葛飾北斎の『富嶽三十六景』。なかでも『神奈川沖浪裏』は、大波の迫力と、白と青の鮮やかなコントラストが目を引き、日本のみならず、海外でも人気が高い。12月上旬、この『神奈川沖浪裏』を写した一枚の写真がSNSで大きな話題を呼んだ。版画でも日本画でもなく、その表現方法は『レゴ』。世界に21人しかいない、レゴ認定プロビルダー・三井淳平氏に、本作制作について話を聞いた。

『富嶽三十六景』は長年作りたかったテーマ

――作品発表直後からSNSに「スゴイ!」「北斎先生にも見せたい」など、大きな反響がありましたが、ご自身は今どのように受け止めていらっしゃいますか?
三井淳平予想以上の反応をいただき大変うれしく思っています。レゴファンの方だけでなく、広くいろいろな方に楽しんでいただけていると感じています。

――特に海外の人からのリアクションがいいように思います。
三井淳平北斎の作品が海外でもよく愛されていることをあらためて実感しました。有名な作品を再現・オマージュすることについては多少プレッシャーもありましたが、好意的に受け止めていただきうれしく思います。
――「長年作りたいテーマで頭の中でイメージはできていた」とつぶやかれていましたが、そもそもなぜ、このタイミングで作ろうと思われたのですか?
三井淳平10年前にプロの認定を受け、それ以来、レゴ認定プロビルダーとして活動していますが、当初から構想はありました。ただ、普段は企業などから依頼を受けて作品制作を行うことがメインとなっており、ありがたいことにスケジュールもタイトに依頼作品を作り続けてきたため、自由なテーマでの制作を行う機会がなかなかありませんでした。今回、『HANKYU BRICK MUSEUM』向けの作品を依頼してくださった阪急電鉄さんが、「三井さんの好きなテーマで作品制作をしてほしい」とおっしゃっていただき、長年作りたかったテーマにチャレンジする絶好の機会となりました。

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