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Snow Man“最年少”ラウールが語るデビュー1年目とこれから「進化が止まらないグループでいたい」
ジャニーズファン以外にも届くパフォーマンスを目指して「1番難しいことでもある」
(C)2020「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」製作委員会
「当初予想していた1年とは、ある意味違ったと上半期は思っていたところ、最近、僕たちというより、ファンの勢いを肌で感じる場面があります。こういう取材やいろんな舞台に立たせてもらうことが、すべてファンの方の声だったり、応援する力によって、つながっている。感謝をできるだけ伝えていきたい。メンバーがバラエティーに出てるのをテレビで観ていることは、今、当たり前のようで、僕からしたら信じられないような経験をみんなで積んでいます。みんな、芸歴は長いけど、今年一年で初めてやった仕事がすごく多いと思うので、ある意味、フレッシュさも逆にあって、“ジャニーズっぽい”1年目だったのかな」と本音と交えて語った。
さまざまな場面に立ち、華やかな経験を積む一方でデビュー1年目という立場を冷静にみつめる意識もある。「ありがたい環境にいるからこそ、今、必死にならないと将来的に怖いかな。今年は、僕たちだけの力ではないところで、いろんな舞台に立たせてもらった、という気持ちが大きい。デビュー2年目になってくるとシンプルに自分たちのパワーが問われてくる。それに備えて、今は気を張っていけない時期かな、と思います。来年に向け、うまく勢いに乗っていけるような体勢をとっておきたい」と決意を新たにした。
「今は、9人肩を組んで熱量の途絶えない、みんなのアドレナリンがすごく出る時期であると思う。デビュー1年目ということもあって当たり前にでるのかな。この熱量がSnow Manの1番の良さなのでこれが途絶えない。ずっとこの熱量があるというか、進化がとまらないグループになっていければ」。
(C)2020「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」製作委員会
「多くの人に『こいつ、かっこいいね』、『従来のアイドルとは一味違うね』みたいに浸透していけたら僕的にうれしいことであると同時に1番難しいことでもある。今までのジャニーズを知っていてくれる層以外に刺さるパフォーマンスをすることは最も難しいこと。そういうことがクリアできるようなアイドルに成長したい」と前を見据えた。
続けて「これは9人とも一緒の気持ちだと思っているのですが、基本的に9人でやる仕事はSnow Manのため、というのはもちろん、一人での仕事も結果Snow Manのため、みたいな気持ちで取り組んでいます。そこで吸収して得たものの成果をSnow Manに還元して、活躍の場をひとりひとりが持ち寄っていけたら。『Snow Manのラウールです』みたいな気持ちは確実にある。Snow Manの看板を背負って頑張るという感じ」と思いを明かした。
バラエティー、映像作品、雑誌…それぞれのキャラクターを生かしながら各フィールドで活躍するメンバーが、グループのなかの1人であるという強い自覚が、今、彼らが急成長を遂げている、ひとつの要因でもあるのかもしれない。受け継いだバトンの重さを感じながら、『滝沢歌舞伎 ZERO ZERO 2020 The Movie』とともにラウール、そしてSnow Manは次なるステージを目指す。