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Snow Man“最年少”ラウールが語るデビュー1年目とこれから「進化が止まらないグループでいたい」
滝沢秀明主演によって『滝沢演舞城』として2006年に初演されて以降、人気を博してきた舞台シリーズが昨年、滝沢からSnow Manへと座長が引き継がれた。それを映画化した今作は東京・新橋演舞場のステージで繰り広げられる、殺陣や歌舞伎など“和”の演目、日光江戸村で撮影された時代劇パート、それにSnow Manとしての新曲披露など、舞台と映画の融合によって、コロナ禍だからこそのエンターテインメントを追求した。
ラウールは「今年はこういう状況で、できないのかなという雰囲気のなか、映画としてやると聞いた時にうれしい想いが一番強かった。この作品への滝沢くんの強い想いに、Snow Manも引っ張られて、今年も成功させなければという意識が強く芽生えました。あとは、シンプルに映像としてこの作品を残せることは、いろんな広がりにつながる。舞台となると足を運びづらかった人も、『映画なら』と軽い気持ちで見てもらえるチャンス。新しい層、新しいお客さんにもこの作品を広められる点がうれしいです」と“新規獲得”の機会を喜ぶ。
昨年、座長から演出側に回った滝沢は今回、監督という立場から作品と9人を見守った。「意外と、僕たちと密にコミュニケーションというよりは、滝沢くんとスタッフさんが連携をとるイメージ。細かい演技はSnow Manに任せてくれた。滝沢くんが舞台に出て座長としてやってた役割を『Snow Manがやりなさい』というメッセージでもあるのかな」と思いを巡らせた。そんな責任もあってか「最近楽曲を表現することについて突き詰めたい、と思っていて。たった数ヶ月前に撮った作品ですけど、今だったら『もっといけるな』と思ってしまいました。(もっといけたのは)なんだろう…きらめき?」と向上心をみせた。
「Snow Manとしてひとつ『滝沢歌舞伎ZERO』という舞台があることが強みであり、看板を背負うという意味で、1年のなかでも最も責任感が芽生える瞬間でもある。滝沢くんが大きくし続けてくれた舞台を僕らがさらに、広く知れ渡る演目にしなければいけない。いい意味で『滝沢歌舞伎ZERO』を継ぐ人たちがプレッシャーになるパフォーマンスを積み重ねていきたい」。