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犬飼貴丈「BUMP OF CHICKENには僕の青春が詰まっている」 もしも藤くんに会えたなら

『R.I.P.』『才悩人応援歌』……シチュエーション別、バンプの大好きな1曲

――1999年にインディーズデビュー、2000年にメジャーデビューしてから20年、時代に合わせてサウンドや歌詞が変わってきていますが、一番よく聴く“バンプの時代”は?
犬飼貴丈アルバムで言うと、もちろん『jupiter』(メジャー1作めのアルバム、2002年)とかも好きですけど、2010年にリリースされた『COSMONAUT(コスモノート)』というアルバムは、ものすごく聴き込んだぐらい好きなアルバム。初期の方も好きですが、『COSMONAUT』はバンプとしての“カタチ”がちょっと変わりだした頃で、サウンドもちょっと変わったなという印象を当時受けていました。

なかでも『R.I.P.(アール アイ ピー)』という、「Rest in Peace(安らかに眠れ)」という言葉の頭文字を取った曲が一番好き。ものすごく聴いていましたし、カラオケでは絶対に歌っていましたね。ほかにも『宇宙飛行士への手紙』とか、とにかくそのアルバムに入っている曲はよく聴いて歌っていました。

――なるほど。ではここからは、いろいろなシチュエーション別の好きな1曲を聞かせてください。今も曲名が出ましたが、カラオケで必ず歌うバンプの曲はどれですか?
犬飼貴丈バンプは結構歌いますが、そのなかでも一番今まで歌ったのは、やっぱり『R.I.P.』。カラオケに行くと絶対に歌っていたので、地元の友だちが「僕の曲」だと思っているぐらいです(笑)。カラオケに行ったらマストで歌いますね。

BUMP OF CHICKEN『R.I.P.』

――自身の曲と思われるとは、なかなかの浸透ぶりですね(笑)。曲のどんなところが特にグッとくるのでしょうか?
犬飼貴丈バンプの好きなところに、懐古心をくすぐる歌詞と世界観があって、『R.I.P.』の歌詞も、小動物と仲良かったということを「尻尾の生えた内緒の友達」という表現で言い換えていたりするんです。初めて聴いた時、そういう表現がオシャレだなって感じましたね。それにサビとギターソロのメロディーもすごく好きで、ここまでどんぴしゃに好きになった曲は今まであったかなというぐらい、初めて聴いたときからすごくハマりました。
――地元の友達から犬飼さんの歌と評される『R.I.P.』ですが、歌うときのポイントはありますか?
犬飼貴丈あります! ちょっと声をしゃがれさせます。あと藤くんぽく、ちょっと巻き舌で歌うところですかね(笑)。

――歌うときはやはり藤原さんに寄せていく感じが大事だ、と?
犬飼貴丈そうですね。カラオケを歌っているときは完全に藤くんですね。あはは(笑)。

――好きなアーティストの楽曲を歌うときはそうなりますよね
犬飼貴丈ですね(笑)。

――では、次はライブ関連。犬飼さんはこれまでバンプのライブに参戦したことは?
犬飼貴丈行ったことないんですよ。僕の地元の徳島県に一度バンプが来たことがあって、ライブに行こうとしていたのですが、予定がどうしても合わず行けなくなっちゃったという苦い思い出があります。だから行きたいなとは思っていますね。バンプのライブは死ぬまでに一回は行ってみたいです。
――生で聴けないのはファンとしては切ないですね。ライブ映像などはごらんになりますか?
犬飼貴丈めちゃめちゃ観ています。

――ではライブ映像を観て、演奏されている曲の中で一番好きな曲は何ですか?
犬飼貴丈ライブ映像から好きになった曲があります。『真っ赤な空を見ただろうか』という曲で、ライブ映像を観て「カッコいい!」と思って好きになって聴くようになりました。「懐かしさ」みたいなものを感じる曲調で、そこが自分に刺さったという印象です。

BUMP OF CHICKEN『真っ赤な空を見ただろうか』

――映像のパフォーマンスからハマるというのは、よほどのことですよね。次は、落ち込んだ時に聴くと励ましてくれる一曲を教えてください。
犬飼貴丈『才悩人応援歌』ですね。一番「頑張ろう」って思えて、応援されている気持ちになります。

バンプの曲は、個人的にはBPM(テンポ)がミドルくらいか遅めのイメージがあるのですが、この曲はBPM速めでバーっと進んでいく。すごく疾走感があって、最後まできれいにまとまって終わるという一つの流れがすごく好きです。

曲名に「応援歌」とついている通り、聴くと「頑張ろう!」と思えるんです。当時、テスト勉強やバイトに行く前とか、やらなきゃいけないことがあるときによく聴いていましたね。

――そんな『才悩人応援歌』の歌詞は、どのあたりが刺さるのでしょうか?
犬飼貴丈「自分のための世界じゃない 問題無いでしょう 一人くらい 寝てたって」というところですね。「確かに」と思うし、いい意味で肩の力を抜かせてくれる感じがします。

僕の理解では、多分「ほんの少しだけ頑張ればいいんだよ」みたいな曲だと思いますが、例えば全力で「頑張れ! 頑張れ!」と言うこともできるけど、ほんのちょっとだけ後押ししてくれる曲というのはバンプの世界観と合っていていいなって思います。

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