(更新:)
ORICON NEWS
小学生の息子がいじめの“加害者”に 学校からは「異常者あつかい?」親の苦悩を描くマンガで知る対処法
日々の簡単なメモが、問題解決の大きな助けに
大原さん私は家族をテーマにしたエッセイ漫画を描いているため、その日の出来事を常にメモに残す習慣があったのですが、この件に関しては、相手の保護者の方が口にした言葉についてもできる限り、その場で記録を取るようにしていました。これが、学校や公的機関との話し合いを、冷静かつスムーズに進めるのにとても役立ったんです。
──感情が高ぶっているときこそ、文章にすることで気持ちの整理ができそうですね。
大原さんまさに専門家の方もそうおっしゃっていました。子どもがいじめをしていると言われたら、母親はパニックになります。だけどたとえば1日の終わりに少しだけ気持ちを鎮めて、そして簡単なメモでもいいので毎日記録したものは、必ず早期解決の大きな助けになるはずだと実感しています。
(文/児玉澄子)