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アパレル苦戦も“ルームウェア”&下着が売上増、おうち時間増で女性の「盛りから癒し」加速

「ラクダ色なのにかわいい」勝負下着の対極とされた色合いに支持

 『ゆるふわ美胸JOURNAL』は、"憧れのおっぱい美人さん"が「日常」や「仕事」「デート」などシーンに合わせたブラを着こなして披露するコンテンツ。家に居る時の日焼け対策やボディケアのこだわりも語っている。

「渡辺さんは昨年発売された写真集『美優紀です。』で弊社の下着を着用されており、その画像がSNSで大変話題になりました。華奢でありながらもふんわり柔らかそうな美胸の質感が、多くの女性から憧れられていることもオファーをさせていただいた理由です」(PEACH JOHN広報担当者)

 渡辺が着用しているのは、キラキラしたアイドルらしからぬ(?)落ち着いた色合いのシンプルな下着が中心。「ブラひとつで毎日のストレスがぜんぜん違いますよね」といった発言が女性たちの共感を呼んでいるようだ。

 一方、男性からも「厚いパッドを入れてなくて自然」「ラクダ色なのに可愛らしい(笑)」といった好意的な反響がSNSで上がっている。

ルームウェアの売上が好調、「癒されたい願望」に拍車

 かつて女性にとっての下着といえば自分の気分を高めるためのアイテム、あるいは異性の目を意識した「勝負下着」といった意味合いで語られることが多かった。装飾の華やかさはもちろん、「寄せて上げる」といったプロポーションをよりキレイに作り込む機能も重視された。

 しかし昨今は「見た目を盛る」よりも、「肩肘を張らない自然な生き方」を重視する女性も増えている。ユニクロのワイヤレスブラやエアリズムブラといった快適性に特化したブラが人気を博しているのも、その象徴的な事象と言えるだろう。さらにコロナ禍に伴う"巣ごもり"は女性たちの「癒されたい願望」に拍車をかけ、ひいてはランジェリーブランドのデザインや商品展開にも影響を与えている。

 アパレルの不調も「盛って」出かける機会が減ったことが大きな要因とされている。一方でルームウェアは各社ともに好調で、PEACH JOHNも4月1日〜15日のルームウェア売り上げは前年同期比2倍と発表している。

 アフターコロナもリモートワークが普及するとの見方もある。何より一度味わってしまった快適さからは、なかなか戻ることはできないもの。おうち時間とともに定着した着け心地重視の下着トレンドはまだまだ続きそうだ。

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