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“女に嫌われる女”田中みな実が女性の憧れ対象に、遂に“リアル・みんなのみな実”へ?
ぶりっ子・闇キャラも引き出しの1つに、田中みな実の抜きん出た汎用性の高さ
また、ホームともいえるバラエティでも、“ぶりっ子”を要求されればすぐさま対応し、時には数年前の“闇キャラ”も自虐として繰り出すなど、タレントとしての汎用性の高さと抜群の安定感も見せている。
“女に嫌われる女”代表格のみな実が女性誌に引っ張りだこ、自身も女性受け意識
並々ならぬ美意識の高さは学生時代からだったようで、飲み会では夜12時を過ぎると、一度トイレでメイクを落としてスキンケアしてから席に戻っていたというほど。今でも、毎朝美顔器しないと不安であり、ボディラインチェックのために家で水着で過ごす、ブラジャーは型崩れしないように必ず手洗い、バスト用クリームも塗るなど、徹底している。
『MAQUIA』6月号では大胆なVラインの水着を披露しているが、彼女自身はラジオ番組で水着姿について、「テレビでは絶対にやらないし、男性誌でも基本的にやらない」としながら、「ファッション誌とかビューティー誌とかで、女性が見ていいなと思ってもらえるような感じのものだったら」と発言。かつては“みんなのみな実だから彼氏は作れない”と宣言していたが、先の『MAQUIA』では「“読者と美容を頑張るみんなのみな実”であることが目標!」とコメントしているように、ここにきて“みんな”が男性から女性へとシフトし、同世代女性の代表者としての自覚すら芽生えた感がある。
「普段は地味でつまらない人間」だからこそ培った、桁外れのニーズ対応力
実際、局アナ時代は、バレンタインデーが来ると業務用オーブンをレンタルし、担当番組スタッフ全員に配るクッキー300個を泣きながら作り、腱鞘炎になりながらメッセージカードを書いたというエピソードも持つ。プライベートでも、「彼氏に求められたら何でもやる」、「別れたくないから浮気も許す」、「夫に家庭に入ってほしいと言われたら仕事もすぐやめる」と断言しているように、みな実のニーズ対応力はもはや常軌を逸しているともいえそうだ。
TBS時代に4年間出演した『サンデージャポン』を卒業する際は、あの西川史子も号泣し、『爆報!THE フライデー』でも共演していた爆笑問題のふたりも、「ふたつの番組でちゃんと(立ち位置を)使い分けていて、とても器用だった」と賛辞を贈っている。
視聴者が知る“みんなのみな実”の影には、共演者もスタッフも認める地味で真面目なみな実が存在しているようだ。
田中みな実は現在32歳。世間によって作られてきた自身のイメージが40代になったらどう変化するのか楽しみだという。かつての“ぶりっ子キャラ”では会社のニーズに応え、フリー転身後は“闇キャラ”を経て“女性の憧れ”として、変幻自在にキャラを使い分けながら世間のニーズに応えてきた。その桁外れのニーズ対応力を発揮し、“リアル・みんなのみな実”となる日は近いのかもしれない。