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“フジテレビの希望”となった山崎夕貴 “無意識の純朴さ“で好感度急上昇

 日本テレビの水卜麻美アナウンサーを代表とする“庶民派アナ”が人気な中、フジテレビの山崎夕貴アナが注目を集めている。『とくダネ!』(フジテレビ系)のサブMC抜擢や、お笑い芸人・おばたのお兄さんとの結婚など何かと話題に上ることも多く、今やフジテレビの“看板女子アナ”とも言える存在に。かつてフジの女子アナと言えば、80年代後半の“花の三人娘”に端を発し、高島彩、加藤綾子と連なる“アイドル女子アナ”が人気であり、気さくで飾らない“庶民派アナ”の山崎アナがエース格となるのはレアケース。果たして山崎アナは、庶民派の女王・水卜アナに並ぶ逸材となりえるのか?

“アイドル女子アナ”路線の失速 その反動で“庶民派アナ”が台頭

 2000年の『チノパン』に端を発するフジの看板アイドルアナの登竜門『パン』シリーズは、これまで『アヤパン』(高島彩)、『ショーパン』(生野陽子)、『カトパン』(加藤綾子)と続き、フジテレビにおける“女子アナのタレント化”を担ってきた。

 “非アイドル系”と見られがちな山崎アナも2010年の入社後に『ヤマサキパン』と命名され、『パン』シリーズの6代目としてその系譜に連なっている。だが、山崎アナが『パン』シリーズに選ばれた経緯も「単に語呂がよかったから」説があったり、フジの“アイドルアナ推し”が落ち着いた段階であったり、山崎アナを『パン』シリーズで括るのはやや違和感もある。

 前述の通り、“高嶺の花”として人気だったアイドルアナの需要は年々下降。番組演出での“キャピキャピ感”が同性からマイナス評価を受けたり、ネットユーザーからは「あざとさが見える」「性格悪そう」などと叩かれることも多いのが現状だ。視聴者もそんな“アイドル女子アナ演出”に辟易し、水卜アナら“庶民派アナ”が支持される流れへと傾いていった。

ミスコン出身が多い中、地方大学からフジへ “純粋培養の素朴さ”は水卜アナと双璧

 実際、水卜アナが女子アナ界・テレビ業界に与えた衝撃は凄まじく、女子アナの固定観念を覆したと言っても過言ではない。食いしん坊にしてぽっちゃりという、これまでの女子アナに“あるまじき”キャラながら、視聴者に与える親近感は圧倒的。自身も福々しい体型をネタにすらして、持ち前の明るさでタレント顔負けの存在感を発揮しているのだ。

 実は、山崎アナも有名私大のミスコン出身者が多い女子アナの中で、地方の国立大学(岡山大学)出身で、就職活動で初めて上京したという“純粋培養の素朴さ”がウリの庶民派。『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)で勝負下着について聞かれた際も、「勝負下着なんて存在しない。デートだろうと、仕事だろうと、洗濯して乾いたものからはいていく」とコメントするほど開けっ広げで裏がない。また、2015年には『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)で自宅を公開。人気アナらしからぬ素朴で地味な自宅に視聴者たちは呆気にとられたほどだ。

 さらに「夕ご飯はどういう予定だったの?」と聞かれた際は、「カレーパンを買ってきたので、つまみとビール」と発言。それを聞いたネットユーザーからは「山崎アナの晩飯がカレーパンとつまみとビールって時点でもう大好き」、「ダサいインテリアの部屋でつまみにビール飲んでた山崎アナを一生推すと心に決めてます」といった声が続出した。

入社時は“地味”と言われながらアナ技術は一流、女子アナ界のエース格に成長した「逆転現象」

 山崎アナが支持されるのは親近感が沸く“純朴さ”だけに留まらない。本業であるアナウンサーとしての能力も評価されている。実際、『爆笑!大日本アカン警察』(フジテレビ系)で行われた原稿読み対決ではカトパンはおろか、アナウンス室長の牧原俊幸アナに勝つほど。

 直近では、13日放送の『とくダネ!』でフリップを使いながら事件の概要を実に分かりやすく解説。さらに、サブMCを務める伊藤利尋アナが広島県にある「岩子島」を「いわこじま」と読んだところ、サラッと「『いわしじま』ですね」と訂正するソツのなさを見せるなど、どの番組においても安定感のある仕事ぶりを披露している。視聴者からの人気はもちろん、アナウンサーとしての総合力が高く、番組プロデューサーがこぞって起用したがるというのも納得だ。

 入社時は地味な印象もあり、将来の“エース候補感”は薄かった山崎アナ。しかし、画面越しに伝わる性格の良さと純朴さ、「才色兼備」で「優等生」という女子アナの常識を覆す開けっぴろげな性格で徐々にお茶の間の支持を獲得。狙った感のある“純朴キャラ”では視聴者に見透かされてしまうが、フジ入社後、一環して見せてきた山崎アナの庶民派スタイルは誰もが納得する彼女の“地”。いわゆる人気取りに走らない“無意識の純朴さ”が彼女の強みとなっている。

世の男性にも希望を与えた!? まさかの“逆玉”で山崎アナの人気は不動に

 そんな山崎アナの人気がさらに上昇するきっかけとなったのは、昨年6月、当時交際中だったおばたのお兄さんの浮気発覚事件だ。『ワイドナショー』(フジテレビ)でも松本人志に再三突っ込まれ、山崎アナは「最悪の気分です」と正直に感情を吐露するも「彼の今後の姿勢を見守る」と交際続行宣言。不倫報道が続き、対応を見誤ってバッシングを受ける芸能人が多い中、逃げも隠れもしない山崎アナの株は大いに上がった。

 そして、先日の入籍発表である。「山崎良い人そうだから、こんな男と結婚しても幸せになれないと思う」、「ホンマに好きってことやろ 結婚は損得だけでするもんちゃうで」等々、ネットでは様々な声が聞かれたが、プロスポーツ選手でも資産家でもなく、若手お笑い芸人を生涯の伴侶に選ぶところもまた山崎アナらしいとされた。

 考えてみれば、この結婚は山崎アナにすれば“逆玉婚”。かつて、うだつのあがらない男が美女と結ばれるという設定は『101回目のプロポーズ』(同)や『やまとなでしこ』(同)など、フジテレビ黄金期の“月9”で見られた王道ストーリー。山崎アナの決断は、月9の設定を地でいったものであり、そんなドラマ性もまた、彼女の“無意識の純朴さ”を体現したものといえるだろう。

 昨年、オリコンの第14回『好きな女性アナウンサーランキング』で9位に入った山崎アナ。前年は圏外となっていたが、おばたのお兄さんとの交際報道がありながらランクインした点も、彼女の“女子アナ”としての勢いを如実に示している。

 今後、結婚を経た山崎アナが視聴者からどう評価され、ランキングの順位を上げていくのか。さらに、同ランキングで5連覇を達成し、殿堂入りを果たした水卜ナアを脅かす存在となれるか? 今後のさらなら活躍が楽しみだ。

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