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フリー転向から直に2年…田中みな実アナ、“自虐キャラ”で新境地?

  • “自虐発言”がネットをザワつかせている田中みな実アナ(C)ORICON NewS inc.

    “自虐発言”がネットをザワつかせている田中みな実アナ(C)ORICON NewS inc.

 古巣のTBSを退社しもうすぐ2年が経つ、フリーアナウンサーの田中みな実(29)。局の人気女子アナがいざ独立しても、意外にテレビ出演がなく苦戦している状況を見ると、今もコンスタントに各局の番組に出演するみな実アナは十分に“健闘”しているはずなのだが…最近のバラエティ番組や自身のラジオ番組では「生きていても全然いいことがない」、「最近キスしたのは半年以上も前」、「結婚への焦りが出始めた」などなど、プライベートを赤裸々に語ってみせたり、マイナス発言をしたり節々に“自虐的”なキャラクターを覗かせ、ネットをザワつかせている。今年いよいよ三十路に突入するみな実アナだが、“みんなのみな実”に一体何が起こったのだろうか? 

本当はマジメで努力家な優等生、実は根暗な一面も

 みな実アナと言えば、TBS史上初とされる“ぶりっ子アナ”としてお茶の間に浸透し、オリコン恒例の『好きな女性アナウンサーランキング』(過去12回実施)では一度もTOP10入りを果たせないでいる。男性ウケ自体はいいのだが、男性も公然と「田中みな実が好き!」とはどこか言いにくい雰囲気があり、女性の人気もやはり低い…というのが一般的な印象だろう。
  • TBSアナウンサー時代の田中みな実 (C)oricon ME inc.

    TBSアナウンサー時代の田中みな実 (C)oricon ME inc.

 しかし、知り合いが語るみな実アナの素顔は、世間一般のそれとは少々異なる。TBSの後輩アナ・林みなほは、『サンデー・ジャポン』(TBS系)で「いたってマジメで努力家、優しくて、面倒見のいい先輩」とみな実アナを絶賛。また、TBSの大先輩である吉川美代子氏からは、『週刊文春』(文藝春秋)のインタビューで「(アナウンススクール時代は)注意したことは必ず翌週には直す、負けず嫌いの学生でした。タレントさんとやり取りする際の頭の回転の速さは、制作サイドにとって貴重な人材でしょう」と、まさかのお褒めの言葉を頂いているのだ。

 「ぶりっ子キャラに隠れていますが、田中さんのアナウンス能力は驚くほど高いんです。何よりスタッフ受けが非常にいい。自分の意見をしっかりと主張しますが、それはただのワガママではなく建設的なもの。現場の仕切り力、対応力が高いからこそ、今でも重宝されているのでしょう」(バラエティ番組制作会社スタッフ)

 みな実アナ自身、過去のインタビューでは、ぶりっこ子の部分は“潜在的に自分の中にあったもの”としながらも、「立ち止まると『このままで良いのだろうか…』とか、余計なことも考えてしまう」、「自分が出演した番組をオンエアチェックした時、なぜこの部分がカットされたのかを反省しながら考える」と語っており、真面目で根暗な部分があることを示唆していた。

フリーアナの競争激化! “素顔=自虐キャラ”で愛されアナになれるか?

  • 交際していたオリエンタルラジオ・藤森慎吾とは、昨年10月に破局 (C)ORICON NewS inc.

    交際していたオリエンタルラジオ・藤森慎吾とは、昨年10月に破局 (C)ORICON NewS inc.

 そんな田中が、恋人だったオリエンタルラジオ・藤森慎吾と昨年破局を迎えた影響もあるのか、最近番組内で自虐的な発言を連発、その“本当の素顔”を覗かせつつあるのだ。

 5月放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)では、「(生きていて)不安、何も楽しいことがない」、「幸せに触れた後、ひとりで家で泣いてしまうことがある」、「毎日の不満をコラムに書いている」と明かしたり、6月放送の『Let‘s天才てれびくん』(NHK Eテレ)では、香川・金刀比羅宮で収録していたロケ隊が、プライベートで参拝に訪れていたみな実アナに偶然遭遇するという珍事が。普段からは想像できない地味なおひとり様ぶりが映し出され、その姿からはこれまでの“ぶりっ子”で“できるアナ”のイメージとは真逆の路線に向っているようにも感じられる。
 今年は、ほぼ同年代の加藤綾子(元フジテレビアナ)や上田まりえ(元日本テレビアナ)も独立するなど、フリー女子アナの競争はさらに激化することが予想されるが、これまでとキャラが一変しつつあるみな実アナは、果たして今後も生き残っていくことができるのだろうか?

「全然、大丈夫でしょう(笑)。なんだかんだ言っても田中さんは可愛いし賢い。基本的には、多くの男性から好感を持たれているんですよ。ただ、おおっぴらにできないだけで…。それに、これまでの女性からの圧倒的な不支持も、徐々に薄らいできています。新しい自虐的な一面が、逆に親しみを生むこともあるかもしれませんし、最近は“愛され女子”みたいなノリも出てきて彼女の“女子力”を学ぼうとする風潮さえあります」(前出・スタッフ)
  • フリーアナとしての今後の動向に注目(C)ORICON NewS inc.

    フリーアナとしての今後の動向に注目(C)ORICON NewS inc.

 以前、TBS入社3年時のみな実アナは、某インタビューで「バラエティの中でぶりっ子キャラでいるのは、アナウンサーの仕事ではないのでは?という方もいるとは思うんですけど、制作スタッフの方が望んでいることに、会社員として応えるということは当然だと思うんです。楽しい番組作りに少しでも協力できればいいなという想いで臨んでいます」と答え、まさに“プロ”としての自覚を語っていた。

最近の“自虐キャラ”にしても、まさに彼女の本音なのかも知れないが、うがった見方をすれば、男性に「守ってあげたい」と思わせるような、新たな“みな実スタイル”を確立したとも言える。そして“自虐キャラ”が、好感度を上げるために“計算”された彼女の壮大な仕掛けであるとまで深読みすれば、こうした田中みな実の生き方こそ、これからの女子アナが生き残っていくために求められる姿とも言えるのかもしれない。

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