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女子プロレスラー世志琥、TikTok料理動画で“怖い”イメージをギャップに
コロナ禍でも「ファンの皆さんを心配させたくなかった」
アンパンマンわらびもち作ってみたぞこの野郎??#わらびもち #簡単レシピ pic.twitter.com/FFmnviQ3vH
? 世志琥 (yoshiko) (@yoshiko_sead) June 4, 2020
【世志琥】こんなコメントが来るとは1ミリも思っていなかったので、ただただ驚いています。料理はギャップでも何でもなく、自分が好きでやっていたことだったので。コロナで試合やイベントが全部なくなってしまった状態だったので、一番はファンの皆さんと繋がりたいという想いがありましたね。心配させたくなかった。
――投稿の内容はどのように決めていったんですか?
【世志琥】プロデュースしてくれている、あぃりDXさんと1回1回内容を決めていきました。その時の流行りを取り入れて、こういう感じでいきますかと。
――何か決めごとは設けていたんですか?
【世志琥】プロレスラーなので、“らしさ”はちょいちょい出していこうと決めました。カメラ目線でガン付けて、待ち時間でもトレーニング!みたいな。普通の人はそんなことしないじゃないですか(笑)
――(笑)。確かに、筋トレ動画はさすがだなと思いました。
【世志琥】筋トレのときは集中していると、どんどん気づかずにカメラの中心からずれてしまって。自分でもこだわりが強くて、フォームや表情にこだわって、何十セットもやってしまいました。筋トレ動画出すなら、本気の(辛そうな)顔でやっているほうがいいなと。
――もっと追い込んだ?
【世志琥】はい、やりすぎちゃって。筋トレのフォームも、疲れてくると、乱れてしまう。動画を見て実際に筋トレしてくれる人もいるから、ちゃんとしたフォームでやりたい。そいういう所はとことんこだわってますね。
女子プロレス界での立ち位置「若い世代を呼んでくることが役目だと思っている」
【世志琥】TikTokを始めたことによって日常も変わったし、見てくれる人も増えた。だから自分を誘ってくれたあぃりちゃんにはめちゃくちゃ感謝していますね。SNSにチャレンジしてよかったなって強く思います。
――お二人に共通してあったのは、どんな想いなんですか?
【世志琥】女子プロレス界を盛り上げたい。やっぱり今、後楽園ホールがプロレスの聖地としてありますけど、女子の団体で満員にするのは難しい状況なんですよ。なので、後楽園ホールを満員にしたい。SEAdLINNNGでもずっと掲げてきたんですけど、今回のことがそのきっかけになればいいなと思ってやっています。
――女子プロレス界のなかで、ご自身をどういう立ち位置だと分析していますか?
【世志琥】ここまでフォロワーが増えた状況のなかで、見てくれた人にどうやって試合会場まで足を運んでもらうかが今後は大切。女子プロレス界に若いお客さんを増やすのが自分の役目だと思っています。「コロナ終息したら試合を見に行きたい」という声もありました。そんな感想を見ると、モチベーションになりますね。