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「学祭」の新名物なるか? フードコーディネーターと学生がタッグを組んだ“寮生からあげ”の運命やいかに!
九条ねぎに柚子ポン酢……素材に特化した3種のから揚げを用意
店頭に張り出されたメニューは、ねぎ塩、柚子ポン酢、四川麻婆の計3種。中心メンバーの一人・松本彗さんは、「河瀬さんの『何か軸になるものを決めたほうがいい』というアドバイスをもとに、京野菜の九条ねぎや愛媛県産の柚子など、素材に特化したソースを揃えました。見た目も味もグレードアップしていると思います!」と早くも自信をのぞかせる。
その時だった。「おはようございまーす! 準備のほうは順調に進んでますか?」。河瀬さんがメンバーの前に姿を現した。
「100点満点」のお墨付きを得て、いよいよ発売開始!
河瀬さんの評価を聞いた梨本さんはほっとした表情を浮かべつつ、「調理以外で、売り上げを伸ばすために今からでもできることってありますか?」と意見を求めた。河瀬さんは少し考えて「試食のから揚げを配ってみては? あとは、SNSでこのから揚げについて投稿してくれた人に、から揚げを1個おまけしてあげるとか、何か特典を付けるのはどうですか?」と提案。「いいですね〜! そのアイデア、いただきます!」
そうこうしているうちに、メインステージでは開会セレモニーがスタート。徐々にお祭りムードが高まっていくなか、メンバー一同の声が会場中に響き渡った。「寮生からあげ、オープンしまーす!!!!」「あいよーーーー!!!!」
ファイトみなぎる“寮生からあげ”に人だかり! メンバー一同「大成功」を確信
「今のところ大成功ですね! これもひとえに河瀬さんのおかげです。僕らだけではこれほどお客さんに喜んでもらえる模擬店は作れませんでした。本当に感謝しています!」と梨本さん。「この経験を糧に、個人または仲間同士で何かまた大きなプロジェクトに挑戦してみたいですね」と、今後の活動につなげる意欲も見せた。
「一般の学生さんをサポートするのは初めての経験で、アドバイスのさじ加減が難しかったんですけど、ちゃんと自分たちで考えて期待以上のものを作ってくれました。今回、大事なポイントとして示した『ただ売りたいものを作るのではなく、求められているものを作る』という視点を、今後の就職活動や仕事などに活かしてもらえたら嬉しいですね」
メンバーは河瀬さんが会場を去ったあとも、“元気”と“から揚げの香り”を周囲に振りまき、売り上げを伸ばし続けた。「これぞ同じ屋根の下で暮らす寮生のパワーだよな!」「河瀬さんが最初に言っていた通り、思いっきり楽しもう!」。そう話すメンバーの充実した表情が印象的だった。
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