2018-07-25 （更新：2018-07-26） ORICON NEWS

男性が憧れる理想のボディランキング

　ずっと裸でいたいぐらいの猛暑が続く今年の夏。そんな時期だからこそ、男性たちは女性からの視線を気にしたり、男同士でも友人の筋肉の付き具合を見て、密かにパンプアップに励んでいる人もいるのでは？そこで、世の男性たちはどんな男性有名人のボディを参考にしているのかを調査した『男性が憧れる“理想のボディ”ランキング』を発表。見事1位に輝いたのは、俳優の【竹内涼真】だった。

サッカーで鍛え上げたリアルな筋肉！ “国民の恋人”竹内涼真が1位を戴冠

写真集では「ギャランドゥ」も話題となっている竹内涼真

　竹内と言えば、昨年発表した『2017年ブレイク俳優ランキング』でも1位を獲得し、名実ともに若手最注目俳優となったが、今回のランキングでも他の追従を許さない強さを発揮。5歳からサッカーを始め、高校時代には東京ヴェルディユースに所属。サッカー推薦で大学に進学するが、足首のケガでアスリートの道を断念している竹内。『FIFAワールドカップロシア』のTBS中継のスペシャルサポーターとしてロシアへ渡り、日本vsセネガル戦を観戦。本田圭佑のゴールに涙を流す姿も記憶に新しい。

　プロサッカー選手になっていた可能性もあるだけにリアルなアスリートの体型を維持。7月12日に発売された3rd写真集『Ryoma Takeuchi』でも惜しげもなくそのマッチョボディを公開している。ドラマでも2017年10月期の『陸王』（TBS系）では、陸上選手役でストイックな走りを見せ、その肉体美を披露。陸上選手役の役作りで一旦体を絞った彼だが、再びトレーナーの指導でハードなトレーニングを積んで、ムキムキボディに。女性からは“国民の恋人”と呼ばれており、7月4日発売の雑誌『anan』の「カッコいいカラダ2018」特集では上半身裸で表紙を飾り、見事な胸筋、引き締まった腹筋などを誇示した。
★写真集カット＝ベッドで上半身裸の竹内涼真

　そんな彼を男性たちが支持した要因としては「背が高いから細く見えるけどさすがサッカー経験者、鍛えられてる感じがする」（千葉県／30代）と、サッカーという好きなスポーツに打ち込んで、実用的に鍛え上げられた筋肉と、185cmの高身長ならではのスタイルの良さの両立を実現させた点を絶賛。また「インスタグラムに鍛えられた体を投稿していたから」（埼玉県／10代）とウエイトアップに励んでいる姿を公開したSNSを見て、彼のメリハリボディに注目したという意見も。また、「テレビで上半身の肉体美を拝見したことがあり、立派だと思った」（東京都／50代）とドラマ『ラストコップ』（日本テレビ系）、『時をかける少女』（日本テレビ系）でも上半身裸のシーンを披露し、羨望の眼差しが向けられた。

　元々は肉体にコンプレックスを持っていたという竹内。だからこそ『anan』のためにほぼ全てのプライベート時間をトレーニングに注ぎ、胸囲は87cmから100cmまでアップさせた。オファーに応えて、そこまでやるストイックさも彼の大きな魅力だ。

毎日腕立て伏せ、腹筋各240回こなし体脂肪率7％を誇る“彫刻ボディ”

一桁台の体脂肪率を誇るGACKT

　2位に選ばれたのは、ギリシャ彫刻のようなマッチョボディを持つ歌手の【GACKT】。「ANOTHER WORLD」「Vanilla」などのヒット曲で知られ、俳優としてもNHK大河ドラマ『風林火山』の上杉謙信役、映画『MOON CHILD』などに出演。『芸能人格付けチェック！』（テレビ朝日系）では55連勝を継続しているなど多方面に活躍。

　最近では、Instagramで6パックの腹筋やメリハリボディを披露。さらに日々ハードなトレーニングを行っている様子を動画で公開。「自重トレーニング」として、椅子やバランスボールに足を乗せて行う腕立て伏せの“デクラインプッシュアップ”、仰向けに寝て、曲げた両足を順に思いっきり伸ばす“バイシクルクランチGACKT ver. ”などを行っている。サプリメント「メタルマッスルHMB」PRイベントでは1日に腕立て伏せ、腹筋各240回を行い、体重は68.9kgで体脂肪率は7％と明かした。
★見事な腹筋を披露するGACKT

　そこまでストイックにやる理由を「いい形で年を重ねたい。40歳を超えてダメなおっさんになるのは嫌なんです」と説明。体を鍛えているメリットは「脱いだ時に女の子が『わぁ！』って言う。駅では脱ぎませんよ。普通にベッドの中で」と微笑んでいた。食事にもこだわり、6月12日のインスタで「ソロになった時、一日一食にし、炭水化物をやめた。パンはフランスに来た時のご褒美と決めた。4年ぶりのパン。なんてことない事かもしれないが幸せだ」と告白。また「米は20年食べてない」とも語っている。

　そんな彼の姿に「ミュージシャンでありながら脱ぐと細マッチョなのは驚いた」（愛知県／50代）と称賛の声が多数。また「SNSでも画像を見ることがあって筋トレのイメージが強い」（富山県／10代）、「いつもムキムキの写真をのせているから」（福岡県／30代）とインスタのインパクトが大きく、男性たちも必死にトレーニングを積む姿に注目しているようだ。

TOP10内で最年少の新田真剣佑と最年長のB'z・稲葉浩志が同率3位に

映画『OVER DRIVE』で鋼のボディを見せた新田真剣佑

　同率で3位となったのはTOP10内で最年少21歳の俳優【新田真剣佑】と最年長53歳の音楽ユニット・B'zの【稲葉浩志】。新田は俳優・千葉真一の長男としてアメリカ・ロサンゼルスに生まれ、2014年から日本で本格的に活動を開始。映画『ちはやふる』シリーズ、映画『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない第一章』などに出演。女性ファッション誌『ViVi』発表の「国宝級イケメンランキング」で1位に輝いた。

　今年公開の映画『パシフィック・リム:アップライジング』、映画『OVER DRIVE』では、筋肉の鎧を着たかのような肉体美に称賛の声が。ORICON NEWSの取材では「あぁ…あれは、寝て起きたらあんな風になっていました（笑）」と茶目っ気たっぷりに告白。だが真相は、『しゃべくり007』（日本テレビ系）で「1日5食、ササミとブロッコリーをたくさん食べていた」と炭水化物をカットして、高タンパク低カロリーの食事でムキムキボディを作ったことを告白。
★綺麗な筋が入った筋肉に思わず釘付け…新田真剣佑のトレーニングシーン

　「スーツの時は線が細く見えたが、映画『OVER DRIVE』で見た上半身は鍛えられていた」（熊本県／20代）、「映画の宣伝で肉体美を見て驚いた」（千葉県／40代）と映画を通じて、男性にも彼の体を“理想のボディ”と感じたようだ。また子どものころから水泳、乗馬、殺陣、空手、レスリング、体操、水球などをたしなんでおり「子供のころから武道を行って鍛えているから」（愛知県／40代）とサラブレッド俳優として幼少期から鍛えられていることを評価する声もあった。

　稲葉は1988年にB'zのボーカリストとしてデビューして、今年で30周年を迎える。シングル「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」、「ultra soul」、「ギリギリchop」など数々のヒット曲を世に送り出し、ソロでも活動。ソロシングル「羽」ではTシャツを脱いだ自身の背中の背筋を見せた写真がCDジャケットとなっている。ライブでは、ハイトーンボーイスでシャウトしながら、ステージを縦横無尽に走り回り、アスリートのような白熱のパフォーマンスをいまなお続けている。短パンでステージに出る機会は減ったが、現在でもタンクトップ姿や、時に上半身を脱いで、ビルドアップされたマッチョボディを披露。昔から格闘技が好きで、現在ハマっている総合格闘技UFCについて、稲葉のオフィシャルサイト『en-zine』では、同じくUFC好きの歌手・福山雅治と対談するほど。それだけに格闘家のような割れた腹筋とパンプアップされた大胸筋を維持しているのだ。

　男性ファンも多いB'zだけに「露出の多いライブ衣装で垣間見える筋肉が凄い」（青森県／30代）、「ライブでムッキムキの上半身を魅せつけられて、超カッコイイ！と思ったから」（神奈川県／40代）など、激しいライブの印象から絶賛の声が多数。「50代にも関わらず、あの肉体はどうなってんの？って思う」（滋賀県／30代）と、体型を維持する姿に羨望の眼差しが向けられている。

俳優、ジャニーズ、サッカー…各界の第一人者が次々にランクイン！

『八重の桜』覚馬役が今だに語り継がれる西島秀俊
プロアスリート出身者からのTOP10入り中田英寿

　そのほかランキングを見ていくと6位は俳優【西島秀俊】。2013年のNHK大河ドラマ『八重の桜』の覚馬役で見せた上半身のムキムキボディを披露して話題に。またドラマ『ダブルフェイス』『MOZU』（いずれもTBS・WOWOW共同制作）でも、それぞれ刑事役としてワイルドでハードボイルドな演技に挑戦。両作で鍛え上げられた精悍なマッチョイズムを見せつけた。アンケートでも「大河ドラマ「八重の桜」で見せた筋肉美が、まだ記憶に残っている」（群馬県／40代）、「以前ドラマで上半身を脱いだときに胸の筋肉がすごかったから」（埼玉県／30代）など男性たちからも筋肉と役への作り込みにリスペクトの声があった。

　9位はジャニーズの俳優・歌手【山下智久】。映画『あしたのジョー』では矢吹丈役に挑みストイックに体を鍛えて、漫画界を代表する人気キャラクターになりきった。7月27日に映画版が公開される『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』では、ドラマ版から彼が手術着に着替える際に見せる細マッチョのセクシーボディが話題を呼んでいた。「ドラマで上半身裸になった時に鍛えられた体しているなぁと思った」（愛知県／10代）、「コード・ブルーを見ていると、シリーズ追うごとに、たくましくなっていくのがわかる。映画が楽しみ」（埼玉県／50代）などの意見が散見された。

　10位は元サッカー選手の【中田英寿】。プロアスリート出身者から唯一のベスト10入り。天才ミッドフィルダーとして、メンタルとフィジカルの強さを誇示してきた中田。均整の取れた筋肉と体幹の良さで桁外れのバランス感覚を見せて、ミラクル・シュートを決めてきた。雑誌『GOETHE（ゲーテ）』では、上半身裸で胸板の厚い筋肉質なスタイルで表紙を飾ったこともある。同じく元サッカー選手の盟友・前園真聖が『メレンゲの気持ち』（日本テレビ系）で現役時代の中田の体脂肪率を「3％くらいだった」と話したこともあり、「いつの写真か分からないけど、細いのにムキムキだったから」（愛知県／30代）と鮮やかなプレー同様に彼のマッチョさが記憶に刻まれているという意見もあった。

　今回のランキング結果から、現代の男性が憧れの対象としているのは、ぜい肉を削ぎ落としてストイックに鍛え上げた健康的なボディ。だが、それを誇示するのではなく、 “脱いだからすごい”のチラ見せタイプの筋肉が一番望まれているようだ。夏だからこそ、海や話題のナイトプールなどで一目置かれるよう、理想のボディに向かって日々のトレーニングに勤しんで欲しい。

【調査概要】
調査時期：2018年7月13日（金）～7月19日（木）
調査対象：計500名（自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男）
調査地域：全国
調査方法：インターネット調査
調査機関：オリコン・モニターリサーチ