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(更新: ORICON NEWS

DIYの暮らしを、はじめよう

DIYの暮らしがくれる、7つの良いこと

必要に迫られてDIYするからこそ、やりがいがあるし、楽しい。具体的なDIYレシピをレクチャーするのはナンセンスということで、今回は「DIYの暮らし」・自分でやってみることの良いところを挙げてもらった。
1「モノの良し悪しが分かるようになる」

「買うことやプロに頼むことを否定しているわけじゃありません。やりたいと思ったことを自分でやれるようになったほうがいい、くらいですね。むしろ自分でやるようになると、プロのすごさがよく分かります。モノの仕組みも理解できますので、いいものとそうでないものの見分けがつくようになります」


「例えば、大量生産で作られた家具は塗料を塗ろうにも塗れないものもあります。昔ながらの日本の家具は厳選された木材で作られているから、何年経っても傷まないし、傷んでも直して使えるようになっています。大量生産のものは中身がスカスカだったり、素人がはがせない精巧な木目シートが張られていたりして、上から塗料を塗れない。

木材は傷ついても年月が蓄積されていくと“いい味”が出ますが、綺麗に歳をとっていかないモノも世の中には多い。良くできているモノほど手直して長く使える。大量生産のものの中には不具合があると捨てなきゃいけないものも。コスパはどっちがいいの?という気づきがあります。そのせいかか、うちのスタッフはみんなモノにお金をかけていますね(笑)」
2「適切な判断ができるようになる」

「なんでもかんでも自分が作ればいいってものじゃない。ここはしっかり作らないと危ない、という知識もついてきます。将来、セルフリフォームをする時、「ここはプロに任せよう」と、DIYを普段からやっていると、“判断”できるようになります」
3 モノの仕組みが分かる

「ロジックが分からないとモノは作れません。棚を作ろうと思った時に、『強度を保つために後ろに板をかませた方が良い』とかいうことは、作っていくことで自然と覚えていきます。プロでない人がやることがDIYなので、頭の中では十分だと思っても実際に作ってみると物理的な不具合はやっぱりあります。でも、だんだん質の高いものが創れるようになっていく過程も楽しいですよ」
4 「自分にとっての最高」を追求できる

「テレビを壁にかけたい、そう思っても、日本の賃貸物件は壁に穴をあけるのが禁止の場合が多いのでなかなかできないですよね。でも、自分で壁を作ってテレビをかければいいんです。賃貸でも自分好みの部屋に変えられる。好みにぴったりの家を探すより、ある程度の家を自分好みに仕立てたほうが早い。そんな風に自分の好みを追求できます」



5「生活が快適になる」

「自分の好みを追求するということは、生活が快適になることにつながります。『ここにもう1枚棚板があったら便利なのにな』って思いながら我慢して暮らすのと、ちょっと手間をかけてその後ずっと快適に暮らすのどちらがよいですか? テーブルやベッドを作るなんて大がかりなことじゃなくても、『この段差気になる』とか本当にちょっとしたことをDIYで解決すると、ぐっと暮らしやすくなって、あちこちDIYしたくなりますよ」
6「無心になれる」

「手を動かす、無心で何かを作ることは、精神衛生上もメリットがあります。仕事が忙しくて、一週間で無になる時間がないような人におすすめしますね。週末に無心になる時間ができることで、生活が整ったり、頭が冴えたりしますよ」



7「生き方をコントロールする」

「究極の話、DIYは生き方を象徴するものだと思っています。そのままで我慢するのか、どうにかしようって思うのか。人生って、そういう選択の積み重ねなんじゃないかな、と。別に失敗してもいいんです。解決しようと思って行動することが大切。自分で決めてやったことなら、結果うまくいかなくても納得して先に進めますよね。さらにそれで何かが解決すると…DIYがクセになるんですよ。小さいことでも、自分でなんとかしようって思いは、流されず人生をコントロールしようと思うことに繋がると思います」

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