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ORICON NEWS
DIYの暮らしを、はじめよう
DIYの暮らしがくれる、7つの良いこと
「例えば、大量生産で作られた家具は塗料を塗ろうにも塗れないものもあります。昔ながらの日本の家具は厳選された木材で作られているから、何年経っても傷まないし、傷んでも直して使えるようになっています。大量生産のものは中身がスカスカだったり、素人がはがせない精巧な木目シートが張られていたりして、上から塗料を塗れない。
木材は傷ついても年月が蓄積されていくと“いい味”が出ますが、綺麗に歳をとっていかないモノも世の中には多い。良くできているモノほど手直して長く使える。大量生産のものの中には不具合があると捨てなきゃいけないものも。コスパはどっちがいいの?という気づきがあります。そのせいかか、うちのスタッフはみんなモノにお金をかけていますね(笑)」
「テレビを壁にかけたい、そう思っても、日本の賃貸物件は壁に穴をあけるのが禁止の場合が多いのでなかなかできないですよね。でも、自分で壁を作ってテレビをかければいいんです。賃貸でも自分好みの部屋に変えられる。好みにぴったりの家を探すより、ある程度の家を自分好みに仕立てたほうが早い。そんな風に自分の好みを追求できます」
5「生活が快適になる」
「自分の好みを追求するということは、生活が快適になることにつながります。『ここにもう1枚棚板があったら便利なのにな』って思いながら我慢して暮らすのと、ちょっと手間をかけてその後ずっと快適に暮らすのどちらがよいですか? テーブルやベッドを作るなんて大がかりなことじゃなくても、『この段差気になる』とか本当にちょっとしたことをDIYで解決すると、ぐっと暮らしやすくなって、あちこちDIYしたくなりますよ」
7「生き方をコントロールする」
「究極の話、DIYは生き方を象徴するものだと思っています。そのままで我慢するのか、どうにかしようって思うのか。人生って、そういう選択の積み重ねなんじゃないかな、と。別に失敗してもいいんです。解決しようと思って行動することが大切。自分で決めてやったことなら、結果うまくいかなくても納得して先に進めますよね。さらにそれで何かが解決すると…DIYがクセになるんですよ。小さいことでも、自分でなんとかしようって思いは、流されず人生をコントロールしようと思うことに繋がると思います」