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人生を楽しむためのヒント 俳優・鈴木亮平

日本を代表する作品、海外進出を狙う 世界標準の肉体作り

「日本が誇れるヒーロー映画。…誇れるかどうかは置いておいて(笑)。僕らは第1作目の時から海外と勝負ができるヒーローの映画を目指していました。今回の第2作は、よりその色が濃くなっています。前作は13カ国で上映されて、海外からの評価も非常に高かった。アメリカやカナダの映画祭で賞をいただきましたし、この間もマレーシア行ってたんですけど、何人かに声をかけられましたからね。変態仮面の人ですよね?って(笑)。今作も前作に負けない規模で公開しますし、より分かりやすいストーリーになっているので、アメリカ、ヨーロッパにも積極的にいきたい。だから筋肉量を増やし身体全体を大きくして、アメリカのヒーローに引けをとらない世界標準の体を目指しました」

世界進出、その思いでハードな役作りをこなしながら撮影を続けていた。「仕事=遊び」に向き合うために欠かせないのは「準備」だという。普遍的な言葉に込めた真意とは。

「肉体改造も準備です。これ以上はできないっていうところまで準備していれば、これでダメなら今の僕にはどうしようもないと思える。動じなくなりますね。そういう意味でも準備は一番大切なことです」

その準備で欠かせない、仕事の相棒があるというので見せてもらった。取り出したのは台本カバーだった。
「ファンの方からいただいた台本カバーです。今回、その2代目をいただいたんですよ。コレ、台本が2冊入るんです。連ドラは3話、4話とか同時に撮ることがしょっちゅうあるし、2つの作品を掛け持ちすることもあるので、2冊入るのがとても便利。台本に作品に愛着が湧きます。台本は新しいものがどんどん来るので、どうしても一冊一冊に対して愛着がわかなくなっていくような…。流れ作業になってしまうのが怖いんです。でも、これがあると、今はこれだぞ!っていう、この台本が今のお前の全てだぞ!って言われているような気がして。ある種、役者としてのスイッチを入れてくれるものです」

一番好きな事だからこそ、妥協はできない。自分の仕事に自信と誇りを持つために、準備に命をかけている。

読者へメッセージ 「感謝」が日々を楽しくする

「僕の人生を楽しむコツは、感謝です。自分が今持っているものをありがたいって思う。自分が持っていないものに対して向かって努力できている幸せもあるでしょう。嫌いな人がいてくれることの幸せもあるでしょうし。何でも、捉え方だと思います。ホント偉そうなことはいえないんですが、感謝できれば楽しいし、日々楽しくいられますよ」

どこまでもまっすぐであり、好青年を絵に描いたような柔らかな物腰が印象的だった。役者は個性が重要視されることも多いが、鈴木亮平の個性とは、何でも吸収してしまいそうな謙虚さと何色にもなれる柔軟性ではないか。実写化困難とも言われる意欲作への出演が続き、成功させてきた裏側には、プライベートの興味まで、すべてを役者の仕事に生かす役者魂があった。

(取材/奥村百恵、文/加藤由盛、写真/鈴木一なり)
『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』
5月14日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
パンティを被った興奮の力で悪を倒す異色のヒーローの活躍を描く週刊少年ジャンプのコミックス「究極!!変態仮面」の第2弾。

原作: あんど慶周 「THE ABNORMAL SUPER HERO HENTAI KAMEN」(集英社文庫コミック版刊)
監督・脚本:福田雄一 出演:鈴木亮平、清水富美加、柳楽優弥、ムロツヨシ、片瀬那奈、池田成志、安田顕ほか
【公式サイト】(外部サイト)
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