2022年の台風被害により、全線の約半分が今も不通となっている大井川鐵道。厳しい経営環境の中でも、同社は夜行列車や食堂車といった“乗ること自体が目的になる列車”を打ち出し続けている。地方鉄道のあり方が問われるなか、同社で社長を務める鳥塚亮氏は「目的地に行くための鉄道という役割は、地方ではもう終わっています」と現状を語る。なぜ半線不通という状況の中で、「夢」を走らせるのか。2025年に創業100周年を迎えた同社の取り組みとその背景を聞いた。■「目的地に行くための鉄道は終わった」変わる地方鉄道の役割
2026/03/31