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ゆりやんレトリィバァ、米オーディション番組で手応え「世界中で通用する“国境なき芸人”をめざす」

 アメリカの人気オーディション番組『アメリカズ・ゴッド・タレント』に出演し、そのパフォーマンス動画が番組公式サイトで850万再生を突破。メディアをにぎわす大きな話題になっている芸人・ゆりやんレトリィバァ。海外進出をめざす彼女の原動力を探ると、意外なコンプレックスが明らかに。ピース綾部やウーマン村本など海外進出を目指す先輩についても聞いた。

芸人はやりたいと思ったことを何でも仕事にできる

――『アメリカズ・ゴッド・タレント』に出演しようと思ったきっかけを教えてください。
ゆりやんもともとアメリカに憧れていたんです。中学時代に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観て「マイケル・J・フォックスかっこいい!」と思ったことがきっかけで(笑)。アメリカと映画が大好きになって、映画関係のお仕事をしたいと思いながら、結局は芸人の道を選んだんですけど、今はいろいろなお仕事を選ばせてもらうようになって。アメリカや映画への憧れは、“憧れに過ぎない”と割り切っていたんですけど、別にそこを切り離さなくてもええやんって思えるようになってきたんです。現実味を帯びてきたというか。そのなかで『アメリカズ〜』は知っていたから、自分でエントリーしますとマネージャーに伝えました。
――「現実味を帯びてきた」とは?
ゆりやんナインティナインさんの海外ドキュメントバラエティ『世界のどっかにホウチ民』(TBS系)の企画でアメリカへ行かせていただいたんです。2015年の『R-1グランプリ』に初出演した頃で、テレビの仕事が来はじめていたんですけど、アメリカにも行きたいと思って。日本での仕事と迷いながらも『ホウチ民』を選びました。それで帰ってきたら、海外系の雑誌の仕事や映画の吹き替えなど、アメリカに絡んだ仕事をいただけるようになったんです。
 あと、芸人ってやりたいと思ったことを何でも仕事にできるというか。先輩やったら、友近さんは歌手も女優も官能小説の審査員もされて、渡辺直美さんもファッションアイコンとしてアメリカへ行かれています。周りの先輩方や自分自身の体験から、アメリカへの憧れを切り離して考えなくてもいい、やりたいことをやる、と思えるようになりました。

――『アメリカズ〜』で披露された、手首をクルクル回転しながらのパフォーマンスは、どうやって生まれたのですか?
ゆりやん音楽が流れると、自然に体を揺らして音楽にのる人って多いじゃないですか。私の場合、それが手首くるくるなんです(笑)。クセみたいなもので。松本人志さんの『ドキュメンタル』(Amazonプライム・ビデオ)に出演させていただたときに、友近さんがいきなり歌い始めたんですね。思わず私もそれにのって手首をくるくる回して。その時に、角刈りのカツラと、『アメリカズ〜』でも着ていた星条旗の露出の高い水着を着たりもしていて、「この水着と角刈りと、手首くるくるを合わせたらおもろいんちゃうか」と思ったのが始まりです。

その時におもしろいことを日本でもアメリカでもやっていきたい

――ゆりやんさんと審査員の方々との流暢な英語のやり取りも話題になりました。
ゆりやん出演までの待ち時間が長かったので、暇つぶしにスタッフさんたちと練習したんです。落とされることは想定済みだったので、せめてやり取りだけは楽しくやろうと。どんなことを聞かれるかシミュレーションし、たまたまそのヤマが当たった形です。

――審査員とのくだりで、日本でもやられていた、ご自身の滞在するホテルと部屋番号を伝える色仕掛けのネタもされていましたが、アメリカ向けにローカライズすることは考えませんでしたか?
ゆりやん名前の由来を聞かれることは想定していたんです。どう言えばアメリカンジョークっぽいか、どう伝えれば観客に分かりやすいか、どんな単語がいいかなど、スタッフさんと打ち合わせしました。そこで生まれたのが「ペットを飼っています。レトリバーは知っていますか? ゴールデンレトリバー」としっかり前フリして「私は猫を飼っているんです。彼の名前がレトリィバァなんです」と落とすネタでした。今はどこがおもしろいんだかよくわかりませんけど(笑)。

――ゆりやんさんが芸人としてめざしているポジションのなかで、海外進出はどのような位置づけなのでしょうか。
ゆりやん日本とか海外とか、どこを拠点にすると言うより、その時にやりたいこと、楽しいことを、日本とアメリカを行き来しながらやっていきたいという思いがあります。私、出身は奈良県の田舎だったんですけど、ずっと都会に憧れていて。その憧れのひとつがニューヨークだったし、東京へ引っ越した時も、落ち着いた住宅街よりも渋谷というキラキラした街を選んだんです。そこにはコンプレックスみたいなものもあるのかもしれません。

――コンプレックスとは?
ゆりやんまずは田舎者というコンプレックス。あと、姉がいるんですが、姉は細くて運動ができて友だちも多いリーダーシップがある人気者。でも、私は太っていてブスで、人望もなかったんです。友だちのグループに入ろうと思っても嫌がられてしまうので、そこで考えたのが、可愛い小物を持っていたり、可愛い服を着ていたりすること。そうすると話題の中心にもなれるじゃないですか。そうしなければ、人は私の近くに寄ってきてくれない。そんな当時抱いていたコンプレックスから「ステータス」が大事という発想に至って、それがアメリカ好きと重なって、海外にも行ってみたいと思うようになりました。今、芸人として仕事させていただいていますけど、もっと目立ちたい、もっと大きな舞台に立ちたいって、どこかでつながっていると思います。

提供元: コンフィデンス

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