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【旧車トレンド】ブームの背景にイベント&SNSで広がる旧車コミュニティ

コミュニティーとSNS

 こうしたイベントで実際に旧車やオーナーに触れ、そのコミュニティーを現実のものにしながら広げていく人がいる一方で、近年はSNSの進歩により、旧車コミュニティーを広げているという人もいる。「スワップミート」への参加は今回で3回目という出展者は興味深い話をしてくれた。
「最近は20代など若い人は増えている印象はありますね。これって、SNSの発達がすごく関係していると思います。SNSが発達して、まず昔どんな車があったのか簡単に調べられるようになった。そして興味を持った旧車のコミュニティーに参加して情報を共有できるようになった。これが大きいと思います。旧車って(メーカーのパーツの供給が止まるので)絶対に一人じゃ維持できないんですよ」
 旧車乗りにとってパーツの供給は死活問題。一定年数でメーカーからの供給が止まったあと、それをどう維持していくかはコンディションを保つ上で大きな問題となる。昔は、車雑誌の片隅で『売ります』『買います』と密かにやり取りするしかなかったのだが、現在は、SNSのコミュニティーに入ることで、情報やパーツを共有。知識や情報を持った人と簡単につながることができるので、旧車に乗るためのハードルが低下し、結果旧車ブームへと昇華したということが言えるのではないだろうか。
 以前は雑誌が担ったコミュニティーの輪が、今は雑誌だけでなく、イベントやSNSとどんどんその大きさを広げ、一つのブームとなった。コミュニティーの進歩がその一端を担ったといえるだろう。
 一方で、この旧車熱の高まりをうれしく思いつつも、複雑な心境だと話してくれたのは、関西で30年以上旧車販売を行っているという出展社の幹部だ。
「(旧車を取り扱って)30年以上になりますが、旧車には、今の車にはない個性が魅力だと思います。実際、旧車人気の高まりは感じますね。シーンの盛り上がりは非常に喜んでいるのですが…、それに伴って仕入れ価格も上がっていて。販売価格もすごい額になっているものもあるでしょう?状態のいいものは特に…。プレミアがつきすぎているので、(一般の人たちがブームの高まりに)逆に引いてしまうのではないかというのは心配です。でも、今は旧車用の保険もあったりして、レッカーで販売店まで持っていく費用を負担してくれたり、ウチのように旧車メンテのノウハウを持っている販売店や修理工場もたくさんあります。信頼できる販売店(修理工場)と気持ちよく付き合えれば、楽しい旧車ライフを送れると思いますよ」
 ブームが盛り上がれば、そこにビジネスチャンスが生まれるのも世の常といえるだろう。今後この旧車ブームがどのように推移していくのか、その様子も注意深く見ていきたい。

取材協力:(株)芸文社Nostalgic 2days事務局

提供元: コンフィデンス

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