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山下健二郎&横山由依、マクドナルドで培った“チーム力”の原点 三代目JSBとAKB48に通じるチームワークの極意

マクドナルド

 三代目 J SOUL BROTHERSの山下健二郎と、タレント・俳優の横山由依。日本のエンターテインメント界の最前線で活躍する2人には、マクドナルドのクルーとして働いた経験という共通点がある。

 日本マクドナルド最大の技能コンテスト『ALL JAPAN CREW CONTEST(AJCC)』が記念すべき50回目を迎えるタイミングで、2人は久しぶりにユニフォームに袖を通して、クルーとしての経験をあらためて体感した。

約22万人の頂点を決める技術と情熱の祭典「AJCC」

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    AJCCに参加しているクルーたち

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    50回記念大会で作られたロゴ

 AJCCは、「クルー一人ひとりが成長を実感し、誇りを持って働いてほしい」という想いのもと、1977年にスタートした。2026年の今年、記念すべき50回目を迎える。全国約3000店舗、約22万人のクルーの中から、各ポジションの日本一を選出する技能コンテストで、調理技術やサービス力を競う。しかし、それは単なる優劣を競う場ではなく、サービス品質の向上とクルーの誇りを育む役割も担っている。そうした成長の積み重ねが、お客さまへのより良い店舗体験へと還元されていく。
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    AJCCのステージ

 コンテストは店内戦から始まり、約半年間をかけて全国戦まで展開される。今年はシフトリーダー(時間帯の責任者)、ポテトパーソン(マックフライポテトの製造)、ドリンカー、ドライブスルーランナー(ドライブスルーで注文を受けた商品の取り揃え)、アッセンブラー(バーガー盛り付け)、グリルストッカー(パティ焼成)、おもてなしリーダーの7つのポジションで、それぞれの審査が行われ、各戦でチャンピオンの照合が与えられる。
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    クルー時代の話しで盛り上がる2人

 「AJCCで頂点に立つクルーはポテトを揚げるときですら笑顔を浮かべている」「何もかもがパーフェクト」「笑顔が素敵」と山下と横山が振り返るように、AJCCはクルーにとって日々の情熱や鍛錬の成果を表現し、その努力が評価を受ける。そんな舞台なのである。

 そんなクルーたちの情熱を思い出した2人は、クルー時代に培った技能を披露するべく、久しぶりにキッチンへと足を踏み入れた。

キッチンへ入ると… 指先が覚えていたプロの動作

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いよいよキッチンの中へ

 キッチンに入って最初に行うのはホコリ取りと手洗い。手渡された粘着クリーナーを使い、2人は慣れた手つきで衣服のホコリを取り除いていく。

 続く手洗いでは、2人とも「1時間おきにやっていた」「変わっていない」と当時を回想。徹底した衛生管理は現在も変わらず受け継がれており、手洗いはAJCCの審査項目の一つにもなっている。山下は「私生活でも癖になっている」、横山も「プライベートでもやっちゃいますね」と笑顔。

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ホコリ取りと手洗いは調理前の必須作業

マクドナルドの定番メニュー「ビッグマック(R)」に挑戦

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手際よくビッグマックをつくる山下健二郎

 いよいよバーガーの盛り付けを担当する「アッセンブラー」としてビッグマック作りに挑戦。アッセンブラーは、バンズにソースや具材を正確に盛り付け、ラッピングまで行い、バーガーを完成させるポジション。商品の味と見た目、そして品質を左右する高い技術力が求められる職人役だ。

 クルー時代、「トレーニング程度しかやったことがない」という横山に対し、マネージャー経験を持つ山下がまずは手本を見せることになった。

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    真ん中のバンズとパティをのせる所が見せ所!

 バンズをセットし、箱を準備。焼き上がったバンズにソースをショット。オニオン、レタス、チーズ、ピクルス、そしてパティを次々と重ねていく。見守るマクドナルドスタッフからも「完璧」と声が上がった。

 山下は「手が覚えていた」と言うほど、当時の感覚は健在だった。完成したビッグマックはバンズのズレもなく美しい仕上がり。横山も「バンズに指の跡ひとつ付いていない」と感嘆するほど、その職人技に目を見張っていた。

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完成品のビッグマック

初挑戦!横山由依がビッグマックを作る

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レタスの取り方を教える山下健二郎とその動きを追いかける横山由依

 マネージャーだった山下の指導を受けながら、一つひとつの工程を丁寧に進めていく横山。その手さばきに「バッチリですね」(山下)と太鼓判。ビッグマックの出来映えに満足な笑顔を浮かべていた。

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見事なビッグマックを完成させた横山由依

山下健二郎の「ポテトポーズ」に現役クルーは気づけるか!?

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油切りをしている時は、一息つくチャンス!?これが楽なポーズとのこと(本人談)

 山下がクルー当時、よく担当していたマックフライポテトを作るポジション「ポテトパーソン」。ここでは山下の真骨頂が発揮された。

 168度の油で2分55秒。ポテトをセットし、フライヤーを操作する一連の動作は実にスムーズ。揚がった瞬間のタイマー音への反応速度も現役さながらだ。「すごく大変だった(笑)」と山下。あまりの熱気に冷凍庫や冷蔵庫へ材料取りに行くのがオアシスだったとユーモアたっぷりに振り返っていた。
 
 揚がったポテトを引き上げる動作、油切り、塩振り、そしてポテトをケースに入れる「バギング」。Mサイズのグラム数をぴったりと合わせる神業を披露し、現場を驚愕させた。「ポテトはめっちゃやっていた!気持ちいい!」とドヤ顔の表情を見せてくれた。

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Mサイズの箱に入れる作業(バギング)もお手の物

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ポテトも完璧な仕上がりを見せた山下健二郎

最適量の氷を一回で入れる!横山由依も見せたクルーテクニック

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ドリンカー担当 横山由依

 一方、横山はクルー時代に担当していた「ドリンカー」に挑戦。文字通りドリンクを作るポジションだが、完成したドリンクを、バーガーを袋詰めしたりトレイに揃える「ランナー」へ引き渡すなど、スピードと正確さの双方を保つことで、お客さまの食事体験全体の満足度を底上げする役割を担っている。

 横山は山下に「どの飲み物が好きですか?」とオーダーを尋ねると、山下は「マックに来たらコーラですね」と即答。早速ドリンク作りをスタートした。

 クルー時代と比べ、氷の形状やカップのデザイン、さらにはストローレスのフタなど細かな変化はあるものの、事前説明を受けた横山はすぐに対応。氷の適正量、フタの向き、提供までをスムーズにこなし、現役さながらの手際の良さを見せた。
 
 そんな横山が懐かしそうに振り返ったのは、ドリンカーならではの仕事の面白さだ。

 「私も効率を重視するタイプなので、ドリンクのオーダーがポンポンって(オーダーモニターに)入ってきたときに、どれを先に作るかとか、どう組み立てていくかを自分で考えながらできたのが、すごく良かったなと思います」

 次々と入るオーダーに優先順位をつけながら、効率よく提供していく。その経験は、横山がクルー時代に培った“段取り力”や“判断力”の原点となっていた。

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マクドナルド、そしてAJCCから学んだ 個の力とチームワークの大切さ

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    AJCCへの憧れを語る横山由依

―2人にとって、「AJCC」とは?
 横山は「スウィングマネージャーのポジション(※現:シフトリーダーのポジション)だと、皆さん積極的に参加していました」と振り返り、山下は「(店内代表者に推薦されたけど)出場するには、なかなか勇気がいりました(笑)」とおどけてみせた。

 さらに横山は、「働き始めてすぐAJCCのことを知り、店舗代表になりかけたんです!」と明かし、「結果的に別のクルーの方が代表になりましたけど、やはりAJCCで店舗代表になることは夢でしたね!」と懐かしそうに語った。
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    「チームワーク」の大切さを語る山下健二郎

 一方の山下も、「店舗代表に選ばれるだけでもすごいのに、そこで表彰される方たちはもっとすごいと思っていました」と、当時抱いていた憧れを口にした。

 三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーとして活躍する山下と、AKB48の2代目総監督を務めた横山。ともにチームワークが求められるグループ活動を経験してきた2人に、クルー時代の経験が現在に活かされている点について尋ねると、「チームワークですかね」と声をそろえた。
 山下は、「自分だけ良ければいいという環境では成り立たないんです。グループ活動もそうですし、マクドナルドもそう。一人では何も完成しない。ビッグマック一つを作るにも、いろいろな人が関わって商品になる」と説明。「チームプレーという経験は、今のグループ活動でも本当に活きています」と語った。

 横山も、「AKB48は大人数のグループだったので、それぞれに役割がありました。センターがいて、歌が得意な子がいて、ダンスが得意な子がいる」と振り返り、「クルー時代の経験が、AKBメンバーがどのポジションで力を発揮できるのかという考え方のベースになりました」と明かした。

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 クルー時代に培った経験が、現在の活動の土台になっていると語った2人。お客さま一人ひとりに寄り添う接客や、仲間同士で支え合うコミュニケーション、そして一つの目標に向かって力を合わせるチームワーク。その学びは、活躍の場を変えた今もなお、2人の中にしっかりと息づいている。
(撮影:蔦野裕/取材・文:遠藤政樹)
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 今年、AJCCの50回開催を記念し、特別デザインのキャップやスカーフ、ネクタイが制作された。いずれも50回記念ロゴがあしらわれた特別仕様となっている。AJCCの店内戦で代表に選ばれたクルーは、「50」をデザインした記念キャップを着用。店舗を訪れた際には、そのキャップを身に着けたクルーが迎えてくれるかもしれない。
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