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「血が出る」「引っかかる」歯間ケアの悩みに回答、虫歯や歯周病の懸念も…プロが教える『糸ようじ』正しい使い方
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糸ようじ
「痛そう」「自分にはまだ早い」はホント? 20〜30代にはハードルが高い歯間ケア
『糸ようじ』公式Xより
将来のため、毎日続けて歯間ケアを行うなら、少しでも使いやすくストレスのないアイテムを選びたいところ。1987年に発売された『糸ようじ』は、“スルッと入るタイプ”やコンパクトヘッドタイプなど、バリエーションも豊富。清掃しやすいように設計された形状など、歯間ケア初心者にも使いやすい工夫がこらされている。
ここでは、そんな『糸ようじ』を例に、「プロ直伝の正しい使い方」を教えてもらった。
プロが伝授するケア方法、「歯間に入れるだけではもったいない」
「歯間にスッと入れて、そのまま上に抜くという方が多いと思います。でも歯は曲面になっているので、まず歯間に入れたら、歯面に糸をギュッと寄せて沿わせる。その状態で軽く前後に動かしながら上げていくことがポイントです」
入れて出すだけでもある程度は歯垢や汚れが取れるものの、それでは糸が当たる面積が少なくなってしまう。糸を歯に沿わせることで接地面が広くなり、しっかりと広い面の汚れを清掃できるのだ。『糸ようじ』は糸の部分が長くなるように設計されているため、沿わせやすく前後に動かしやすいのが特徴となっている。
「糸が引っかかる」は要注意、詰め物の下が虫歯になっている可能性も…
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糸ようじ スルッと入るタイプ
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糸ようじ スルッと入るタイプ Y字型
「毎回糸が引っかかる方はシンプルに歯間が狭いと思うので、初心者にもおすすめの”スルっと入るタイプ”を使っていただくのがオススメです。私も歯間が狭くて最初は引っかかっていましたが、スルッと入るタイプであれば『人生変わった!』というくらいラクになりました」
一方、以前はスムーズだったのに「最近急に引っかかるようになった」という人は注意が必要だ。
「歯垢は本来柔らかいのですが、放っておくと歯石になり、それが引っかかる場合があります。また、虫歯の治療で詰め物をしている場合、詰め物の下が虫歯になっていることもあります。急に引っかかるようになった方は、その点も注意したほうがよいかもしれません」
気になる「出血」問題、毎日続けることで「健康な状態に近づく」
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糸ようじ コンパクトヘッドタイプ
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糸ようじKids
「歯間清掃をしたことがない方は、歯茎が弱くなっていたり炎症が起こっていたりする場合があるので、最初は血が出やすいかもしれません。毎日続けることで歯間の汚れがしっかり取れ、歯茎が健康な状態に近づいていくと血も出にくくなります」
まずは優しくケアを続けることが大切だが、出血が怖いという人には、なめらかな糸で歯茎へのあたりが優しい”スルっと入るタイプ”がオススメだという。
「ただし、毎日続けても出血が治まらない場合は、歯茎が弱っているなどお口のトラブルの可能性があります。その際は、早めに歯科医院を受診していただくと良いのではないかと思います」
※1 出典:山本昇ほか 日本歯周病学会誌1975
※2 出典:令和6年歯科疾患実態調査
(文:水野幸則)