Amazonで見て、なんとなく気になっていた『菊正宗 日本酒の化粧水・乳液』。日本酒メーカーのスキンケアってどうなの？と半信半疑だったが、レビューでの高評価を見て試してみることに。使ってみると、香りや使用感、大容量の気軽さなど想像以上にちょうどよかった。今回はそのリアルな使用感をレビューする。

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日本酒の化粧水って？『by Amazon 菊正宗 日本酒の化粧水＆乳液 ゆずの香り』の基本情報

　日本酒メーカー「菊正宗」の純米吟醸酒を配合。コメ発酵液・保湿成分を配合し、肌にやさしい弱酸性。化粧水は1000mL、乳液は760mLの大容量で、顔だけでなく全身ローションとしてシャワー後やお風呂上りにも使える。さわやかなゆずの香りが心地よく、毎日の保湿ケアにぴったり。

商品名：日本酒の化粧水 高保湿 ゆずの香り
容量：1000mL
評価：★4.4（Amazonレビュー件数1,500件超）
特徴：コメ発酵液（保湿成分）配合、高保湿タイプ、大容量ボトル、全身に使用

商品名：日本酒の乳液 ゆずの香り
容量：760mL
評価：★4.3（Amazonレビュー件数180件超）
特徴：しっとり系乳液、ゆずの香り、ポンプ式で使いやすい

さっそく使用感をレビュー！

はじめは半信半疑だったが…

　「え？ 菊正宗？」「日本酒の化粧水と乳液？」というのが、最初の正直な感想。ただ、Amazonで化粧水が★4.4（レビュー数1500件以上）という高評価を獲得していたことから、興味がわき、試してみることに。

　筆者は乾燥肌気味で、乳液も常に使用。高保湿タイプを選びがちだが、基本はドラッグストアで買える手軽なもので済ませている。

化粧水は「惜しまず使える」が正義

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　テクスチャーはさらっとしていて、肌になじませるとしっとり感が広がる。特に感動したのが、使いやすさと容量のバランス。1000mLの大容量だから、朝晩のケアにたっぷり使ってもまったく気にならない。

　香りはほんのりとしたゆず。自然で、きつさがなく心地いい。手のひらで顔全体になじませ、首やデコルテまで広げても十分足りる。

乳液はしっとり＆もちもち感

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　乳液もまた、肌なじみがよく、ベタつきすぎないのが好印象。1プッシュで顔全体をカバーできるほどの伸びのよさ。塗ったあとに感じるのは、肌表面のしっとり感と内側のもちもち感。

　こちらも化粧水と同じくゆずの香りつき。強すぎず、朝使っても気にならないレベル。シンプルな保湿ケアがしたいときにぴったり。

「日本酒」のクセはなし、全身使いもOK

　ネーミングにある“日本酒”というワードから、多少のアルコール臭を覚悟していたが、それはまったくなかった。香りは完全にゆずのみ。コメ発酵液による保湿効果は、乾燥肌の自分にとっても十分に感じられる。

　どちらのアイテムも全身に使える処方。顔に使ったあまりは腕や足に塗っているが、ベタつかず肌なじみも良好。家族全員で使える大容量サイズという点でも重宝している。

気になった点

　特に大きな不満はないが、強いて言うなら以下の2点が気になった。

●エイジングケア効果はあまり感じない
　40代としては、ハリやシワへのアプローチも欲しいところ。物足りなさを感じる人は美容液などの追加ケアが必要かもしれない。

●残量が見えにくい容器
　現在のパッケージは不透明。以前は半透明で中身の量が見えたとのレビューも。気にせず使いすぎて、残りが急にゼロ…なんてこともありそう。

こんな人におすすめ

・化粧水・乳液を惜しまずたっぷり使いたい人
・香りつきが好きだが、強すぎないものが好みの人
・家族と共用できるスキンケアを探している人
・コスパ重視でデイリーに使えるアイテムを探している人
・肌への刺激が少ないシンプル処方を求める人

　肌につけるものであるが、最初は興味本位で使い始めた両アイテム。実際に使ってみると使用感・香り・保湿力ともにバランスがよく、コスパの高さも際立っていた。毎日たっぷり使ってもなかなか減らない安心感と、やさしい香りに癒される日々。特別なケアというよりは、“生活に溶け込むスキンケア”として、これからも使い続けたいと思える1本だった。

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