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万年筆デビューをもっと楽しく!初心者必見のインクの選び方&おすすめアイテム3選

監修者 ORICON NEWS編集部
エンタメからライフスタイルまで、話題のトレンドを発信する総合メディア「ORICON NEWS」。各ジャンルに詳しい担当編集部員が、暮らしに役立つ商品情報をお届け。
目次
●万年筆インクの種類と選び方
● インクの形状 カートリッジとボトル
● おすすめ染料インク パイロット『色彩雫』
● おすすめ顔料インク セーラー『極黒』
● おすすめ古典(没食子)インク プラチナ『クラシックインク』
●万年筆インクの種類と選び方
● インクの形状 カートリッジとボトル
● おすすめ染料インク パイロット『色彩雫』
● おすすめ顔料インク セーラー『極黒』
● おすすめ古典(没食子)インク プラチナ『クラシックインク』
万年筆インクの種類と選び方
万年筆インクの種類と選び方
染料インクは、多くの万年筆で使用される一般的なインクで、水に溶けやすいのが特徴だ。そのため、ペン先が詰まっても水洗いで簡単にメンテナンスできる。さらに、カラーバリエーションが豊富で、好みの色を見つけやすいのも魅力だ。
ただし、耐水性が低く、紙が水に濡れると文字がにじんでしまう。また、光による退色もあるため、長期間保存したい文書には向かない。日記や手帳、手紙など日常的な筆記用途に適している。
顔料インクは、水や光に強く、時間が経っても色あせしにくいのが特徴だ。書いた文字がしっかりと残るため、契約書や公式文書など、長期間保存が必要な書類に適している。
一方で、水に溶けにくいため、ペン先や内部でインクが固まると掃除が難しくなる。定期的なメンテナンスが必要で、初心者には扱いづらい部分もある。カラーバリエーションは染料インクほど多くなく、ブラックやブルーブラックが主流だ。
古典インク(没食子インク)は、かつて万年筆の主流だったインクで、現在は一部のメーカーのみが製造している。鉄分を含み、書いた直後と時間が経った後で色が変化するのが特徴だ。また、耐水性・耐光性が高く、長期保存にも適している。
ただし、鉄分が含まれているため、万年筆の内部を腐食させる可能性があり、定期的なメンテナンスが欠かせない。扱いには注意が必要だが、時間とともに変化する色を楽しみたい人にはおすすめのインクだ。
●手軽さを重視するなら染料インク
→メンテナンスが簡単でカラーバリエーションが豊富
●耐久性を求めるなら顔料インク
→耐水性・耐光性に優れ、長期保存向き
●色の変化を楽しみたいなら古典インク
→経年変化を味わえるが、メンテナンスが必要
それぞれの特徴を理解し、用途に合ったインクを選ぼう。
インクの形状|カートリッジとボトル
カートリッジインク:手軽で初心者向け
カートリッジインクは、万年筆初心者におすすめだ。使い切ったら新しいカートリッジに差し替えるだけで、インク交換が完了する。
ただし、使用できるのは万年筆メーカーが販売している専用カートリッジのみで、ボトルインクと比べるとカラーバリエーションが少ない。特に個性的な色を使いたい場合は、選択肢が限られる点に注意が必要だ。
ボトルインクはカラーバリエーションが豊富で、より自由にインク選びを楽しめるのが魅力。メーカーによっては、混ぜてオリジナルの色を作れるインクもあり、カスタマイズの幅が広がる。
また、ガラス瓶からンクを補充する作業は、万年筆ならではの味わい深い体験のひとつ。推奨されているのは、万年筆メーカーが販売している専用インクの使用だ。
おすすめ染料インク パイロット『色彩雫」
●こんな人におすすめ!
・使いやすい染料インクは初心者にも◎
・色の沼にハマっている人
おすすめ顔料インク セーラー『極黒』
●こんな人におすすめ
・耐水性、滲みにくさを重視する人
・とにかく濃い黒が使いたい人
おすすめ古典(没食子)インク プラチナ『クラシックインク』
●こんな人におすすめ!
・保存性の高さや、耐水性を求める方
・じっくりインクに向き合いたい上級者