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【美ボディ大会】海外生活で10キロ増量、帰国後フリーサイズの服が着られず減量を決意 美ボディ大会優勝者「大食いを克服し我慢できるようになった」
10キロ増量も、海外では痩せている方だった…帰国後、フリーサイズが入らずショック
中畑真希さん 本格的に始めてから9ヵ月くらいです。コンテストには今年初めて出場しました。
――ダイエット経験はありますか?
中畑真希さん オーストラリアに住んでいた学生時代は、いまよりプラス10キロくらいありました。向こうにいる時は気にならなかったのですが、日本に帰ってきてから太り過ぎていると気づいて…。トレーニングしようと思いながらもぜんぜん続かなくて、今年に入って重い腰を上げました。
――日本に戻ってから、太っているのがコンプレックスになったのでしょうか?
中畑真希さん そうです。周りの友人たちがすごく細くて。オーストラリアではむしろ痩せている方だったんですけど(笑)。外国人との意識のギャップを感じるのと同時に、私は太りすぎていたのかなって気づきました。
――減量も今年からですか?
中畑真希さん 日本に帰ってから、食事を和食に変えたら、それだけで2キロくらい痩せました。今年からパーソナルトレーニングを始めたのと、クロスフィットに毎日行くようになって、10ヵ月で8キロ減量しました。
――スタイルのことで傷ついたり、悔しい思いをした経験はありますか?
中畑真希さん 日本に戻った頃に、フリーサイズの服が全く入らなくてショックを受けたことはありました。街を歩いていてスタイルが良い人がいると、「あんなふうにキレイなスタイルになって、服が何でも似合うようになりたい」と羨ましく思っていました。
――ボディメイクを始めて、スタイルは変わりましたか?
中畑真希さん だいぶ変わりました。友人たちにも気づかれます。もともと手足に筋肉がつく方ではなかったのですが、いまはしっかりついて、腹筋が割れて、全体的に絞れています。周りからは「痩せている」だけじゃなくて、「筋肉がついた」と言われます。
たくさん食べてお腹は出ても腹筋が割れる…「クロスフィットで不思議な体質になった」
中畑真希さん スクワットとかベンチプレスが好きで、大腿四頭筋(太腿の前の方にある4つの筋肉の総称)を鍛えているのですが、トレーニング仲間からそこを褒められるとうれしいです。すごく発達していて、自分でもがんばったなと思います。
――コンテストのステージに立って思ったことはありますか?
中畑真希さん 今年2月から本格的にトレーニングを始めて、初戦が6月の広島大会だったのですが、その時に人に見られることに快感を得て、もっと良いコンディションで圧倒的に良い身体を作り上げたいと思いました。そこから日本大会に向けて、楽しみながら自分が好きなスタイルになることを目指して頑張ってきました。
――ステージで観客の視線を集めることで気持ちよくなれたんですね。
中畑真希さん ステージに立つ選手と共感性を得たというか。周りの人たちが応援してくれて、「その期待に応えよう」「勝つところを見せたい」「違う一面の私がいる」など、いろいろな気持ちが絡み合って、普段とは全く違う感覚になりました。
――いまの自慢のボディパーツを教えてください。
中畑真希さん しっかり割れた腹筋です。クロスフィットでお腹がだいぶ鍛えられて、腹筋自体が大きくなっていきました。だから、たくさん食べてお腹は出るけれど、腹筋は割れる。そんな不思議な体質になっています(笑)。スタイルとしても、いまがベストだと思います。
めちゃくちゃ大食いだったのが、食欲も決まった量で満足するようになった
中畑真希さん ちょっと筋肉美に寄りがちなので、もっと女性らしい身体つきにしたいです。もともと骨格がしっかりしているから、ガッチリした体型に見えやすくて。脂肪をつけるというか、カドカドしていない、しなやかなボディラインにしたいです。
――ボディメイクが日常生活で役立っていることはありますか?
中畑真希さん めちゃめちゃあります。重いものを普通に持てるようになったり、ほかの人より重量が持てたり。できることが増えるので、それに対して快感を得ています(笑)。
――ボディメイクの魅力を教えてください。
中畑真希さん 身体がどんどん変わっていくことが一番の楽しみです。私すごい大食いでめちゃくちゃ食べるのですが、運動してごはんを食べることのすばらしさを改めて感じました。クリーンな食生活にしていると、食欲も決まった量で満足するようになりました。それがルーティン化して身体にも良いので、これを長く続けて長生きできたらと思っています。
(文/武井保之 写真/片山よしお)