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【鳥連載】「ちょっとアンタ、手(脚)離しなさいよ!」スズメの意外な姿に反響、小競り合いに取っ組み合い…スズメのバトルとは?
喧嘩してるみたいだけど、なんかかわいいね
— ちゅんちゅん (@chunchu0803) August 28, 2023
あんよも掴んでるよ?#すずめ #スズメ #雀 #sparrow #ちゅん活 #野鳥写真 #birds pic.twitter.com/ENuyoGkAbX
意外に気性が荒い? スズメの取っ組み合いにびっくり
だが、ちゅんちゅんさんは本気の激しい喧嘩にも遭遇したことがあるそうで、「取っ組み合いになって、お腹を踏んづけたりします!」と、小さくてかわいらしいスズメの姿からは想像がつかない様子を教えてくれた。実際、昨年10月に投稿された4枚の写真を見てみると、たしかに眼光鋭く、2本の脚で相手の体を押さえつけている様子が…。
ちゅんちゅんさんがスズメの写真を撮り始めたのは、今から5年前。歩道でうずくまったスズメの雛を保護したことがきっかけだった。それまでスズメをじっくりと観察したことがなく、初めてかわいらしさに触れたという。
「その子は外の世界に戻って行きましたが、元気に暮らしているのかどうかわからず、元気であることを確認したい一心で毎日毎日探し歩きました。結局どこにいるかはわからずじまいですが、一度近所の交差点で信号待ちをしている時に、1羽のスズメが私の耳すれすれのところをすごいスピードで飛んで行ったことがありました。あれは絶対にあの子が元気だという合図を送ってくれたのだと確信しています」
スズメは生活の一部、病み上がりで会ったスズメの行動に感動
「ひどい風邪で1週間ほど撮影を休み、久しぶりに会いに行ったら、数羽が私を見つけて私のまわりをホバリング(飛びながら空中の一点に止まる技術)で嬉しそうに飛んでくれた時は感動しました」
とはいえ、撮影時に心がけていることもあるという。シャッターチャンスを逃さないためにスズメと顔見知りになることも大切だが、ちゅんちゅんさんはスズメが人に馴れすぎないよう“一定の距離”をとるように心がけているそうだ。
“No sparrow, no life”とスズメが生活の一部となっているちゅんちゅんさん。あらためてスズメの魅力を聞いてみると、スズメ愛にあふれたコメントをくれた。
「小さくて地味な鳥だけれど、それぞれに個性があって人間と同じように喧嘩したり遊んだり、見ていて飽きることがありません。しぐさのひとつひとつがかわいらしく、首をかしげた姿など超キュートです。子育てに一生懸命な親スズメは疲れてボロボロだけれども尊いし、親スズメのあとを追いかける子スズメは天使みたいにかわいい。冬になると皆モフモフになって、そのモフモフが集う姿はこの上なく微笑ましいです」
自身の写真を見た人が癒され、優しい気持ちになり、笑顔になれるようなシーンを撮りたいと話すちゅんちゅんさん。今後とらえたいスズメの姿は、「個性的で風や雨で様々に変化するスズメのヘアスタイルやファッション(?)にも興味があるので、“#すずめヘアスタイル”、“#すずめファッション”を究めていきたいです」とのこと。SNSでこれらのハッシュタグが盛り上がるのを楽しみにしたい。
■ちゅんちゅんさん X @chunchu0803(外部サイト)