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【鳥連載】新種? パンチパーマ風のスズメに爆笑「こんなチリチリな子は初めて見た」

 「ふくらスズメ(福良スズメ)」という冬の季語があるように、スズメの羽毛と言えばふわふわな様子を想像する人が多いだろう。しかし、野鳥撮影をしているカヤさん(@kaya_kotori)がとらえたのは、羽毛がパンチパーマのようにクリクリになったスズメ。「一周回ってスズメが好き」というカヤさんに撮影時のお話や、野鳥の魅力を聞いた。

全身がチリチリ…一度きりの面白い出会いも野鳥撮影の楽しみ

――『湿気で髪の毛ボンバーです』というツイートと一緒に投稿されたチリチリ羽毛のスズメの写真にはびっくりしました。梅雨時期はこのようなスズメがよく見られるのでしょうか?

カヤこんなにチリチリな子は初めて見ました。頭だけでなく全身の羽毛がボサボサでとても可愛かったです。湿気が原因だとは断言できないのですが、撮影日はかなり湿気が多く、私の髪の毛も、鳥の巣状態でしたし…(笑)。スズメの写真は何万枚も撮っていますが、このような一度きりの面白い出会いがあるので、毎回撮影が楽しくて仕方ありません。

――昨年も、地面に溶けたような姿が面白いスズメの写真を投稿されていました。

カヤスズメの群れを眺めていた時、「ん? 1匹だけおかしなスズメがいるぞ」と思い、カメラを向けてみました。すると、そこには、とろ〜んと溶けているスズメが…。

――日向ぼっこしているようにも見えますが、スズメはどんな様子でしたか?

カヤ途中、目をつむったり、仲間の様子を見たり、しばらくこの格好でくつろいでいました。この日はぽかぽか日和で、日向ぼっこを満喫していたようです。

――プロフィール欄に「一周回ってスズメが好き」と書かれていますが、スズメを撮影していて楽しいと思う瞬間は?

カヤスズメは個性豊かで、好奇心旺盛な子、おくびょうな子、ケンカっ早い子、などなどたくさんいます。実は顔つきもちょっぴり違います。同じ場所で撮影を続けていると、「またあの子来た!」とだんだん識別できるようになるので、とても楽しいです。

野鳥との出会いは一期一会 正解がないから何枚撮っても飽きない

――野鳥の撮影で気を付けていることがあれば教えてください。

カヤスズメの暮らしを邪魔をしないことです。スズメにも家族や仲間がいて、子育てや、エサ探しを一生懸命がんばっています。そのため、同じ場所で長時間撮影を続けたり、追い回したりしないようにしています。そういった配慮を続けていると、警戒心が解けやすくなり、スズメの方から近づいてくることもあります。鳥の方から近づいてくれるのは本当にうれしいことで、撮影中をしながら心の中で大きなガッツポーズをしています(笑)。

――スズメはもちろん、野鳥の魅力とは?

カヤ「自然の中で暮らすたくましさ」が野鳥の魅力だと思います。ペットとして飼われている鳥ももちろん好きですが、野鳥ならではの良さがあると思っています。桜の蜜を吸う姿、水浴びに一生懸命な姿、冬を乗り越えるためにまん丸に膨らんだ姿…厳しい自然の中でも、美しく、たくましく、生きる姿に魅力を感じます。そして、お目当ての野鳥にいつでも会えるとは限りません。そんな会えるか会えないか分からない野鳥を探している時のワクワク感も魅力の一つです。

――カヤさんにとって活動のモチベーションは?

カヤ「かわいい鳥に会いたい!」「撮りたい!」というシンプルな気持ちがモチベーションになっているんだと思います。野鳥との出会いは一期一会、そして写真には正解がなく、永遠に試行錯誤ができるので、何枚撮っても飽きることはありません。

――今後、野鳥のどんな姿をとらえたいですか?

カヤ心から癒されるような、ほっこりするような、自然な野鳥たちの姿を捉えたいです。私の写真をきっかけに、野鳥に興味を持つ人が増えたらさらに嬉しいです。

カヤさんTwitter @kaya_kotori(外部サイト)

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