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【鳥連載】「え、溶けてる?」液体化したスズメがまるで小籠包「鳥のシルエットじゃない!」
鳥のシルエットじゃない! 溶けたスズメ撮影秘話
「すぐさまカメラを向けると、そこにはとろ〜んと溶けているスズメが…。途中目をつむったり、仲間の様子を見ていたりと、かなりマイペース気味なスズメでした」
「溶けているスズメ初めて見た」などのコメントも寄せられていたが、よく見る光景なのだろうか? 天気のいい日にウトウトしながら日向ぼっこをしているスズメは見かけることもあるというが、これまでにたくさんのスズメを撮影してきたカヤさんも「こんなに鳥のシルエットからかけ離れたスズメは見たことがありません(笑)」と驚いたそうだ。
このほかにも、砂にすっぽりと入り込んでいる「砂浴び」写真も投稿。「砂浴び」とは、「羽についた寄生虫などを落とすための行為で、スズメは水浴びも砂浴びもする、かなり珍しい鳥なんです」とカヤさん。Twitterでは「砂遊び」という言い方をしているが、「今回撮影したスズメは、小さな穴に2匹入ってじゃれあっているようにしか見えなかったので、『砂浴び』ではなく『砂遊び』という表現を使いました(笑)。基本、1つの穴には1匹のスズメしか入らないため、この砂浴びはかなり窮屈そうでした」と撮影時のエピソードを教えてくれた。
野鳥との出会いは一期一会 正解がないから何枚撮っても飽きない
「軽い脳震盪を起こしているようで、飛び立つことが出来ず、心配になった私はしばらくスズメを観察していました。この時、初めて野鳥を間近で見たのですが、今まで身近すぎて意識していなかったスズメがこんなに可愛いのか! と驚きました。もともと動物好きだった私は、その日をきっかけに野鳥に興味を持ち始め、どんどん野鳥の沼にハマっていきました」
そのスズメは数10分後には、元気に飛び立っていったそう。カヤさんのTwitterのアイコンは、野鳥にハマるきっかけをくれたその時のスズメなんだとか。
様々な野鳥を撮影しているカヤさんだが、今撮影していて一番アツい野鳥を聞いてみた。
「迷わず『スズメ』と答えます(笑)。いろいろな野鳥を撮影していますが、結局、一番身近にいるスズメが一番可愛いなと思ってしまいます。落ち着いた配色、どこか日本らしい柄、手のひらにすっぽり収まりそうなサイズ感…私にとって、スズメは魅力の詰まった野鳥です。これからも、魅力いっぱいな可愛いスズメを、たくさん撮影していこうと思います!」
■カヤさんTwitter @kaya_kotori(外部サイト)