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【美ボディ大会】「アップしたお尻が自慢…」若さを強みに美ボディ大会に挑む大学生「20歳の“ピチピチ”ボディを武器に」
大人の女性らしさがない…子どもっぽさを痛感させられた
上原沙弓理さん もっと上を狙っていたので、すごく悔しかったです。でも、日本大会で予選を勝ち上がってきた方々に囲まれて、まだまだ自分が子どもだと感じました。ガールズクラスの18〜29歳という幅があるなかで、周りは大人の女性の選手ばかり。当時18歳ということもあり、高校生っぽさというか、女性らしい見せ方と身体の軸が足りなかったと思います。
――身体作りは思うようにできていたのでしょうか?
上原沙弓理さん ボディメイクを始めて、半年以上ずっと身体作りをしていました。それでも他の方々と比べると、コンテストが求める大人の女性らしさがまったく足りていない。皆さんのように芯が通っていなくて、私はふにゃふにゃしている感じ。年齢のせいにするのは嫌なのですが、年上の皆さんが本当にカッコよくて、自分はまだまだ子どもだなって痛感させられました。
――日本大会後、周囲からの反響はありましたか?
上原沙弓理さん 特に大きなリアクションはなかったです。周りにはコンテストに出ていることを話しているから、「がんばったね」と声をかけてもらえました。女子大に通っているので、大学の友人からスタイルをうらやましがられたり、「キレイになった」と言われたりすることもありますが、もう慣れちゃいました(笑)。
――前回の結果を受けて、今大会に向けどのように調整してきましたか?
上原沙弓理さん 全体的に身体を引き締めることを意識していたのですが、その結果、女性らしさが足りないことに気づきました。今年は女性らしいメリハリのあるボディラインを意識しながら、とくにお尻のアップを中心にがんばってきました。
がんばって研究してきた“女性らしさ”を、笑顔全開で若さをアピールしたい
上原沙弓理さん 他の方はステージでの見せ方に大人の余裕があるけれど、私にはない。自分が周りより幼いと感じたので、若さを強みに活かしてパワフルさを出しつつ、女性らしい身体作りと、体幹の強化に取り組んできました。
――トレーニングで筋力アップすることよりも難しそうですね。
上原沙弓理さん 日々のトレーニングで身体は鍛えられていますが、見せ方に重きを置いて力を入れてきました。どういう見せ方が自分に一番合っているのか、キレイに見せられるのか、鏡を見ながらしなやかなポージングを研究し、自分と向き合いながらポージング練習をしてきました。
――スタイルは安定していますか?
上原沙弓理さん 最高は52キロで、いまは46キロです。そんなに変わらないのですが、食べることが大好きで、ついついジャンクフードを食べてしまうので、身体がたるんでしまうので、他でどう落としていくかが課題です。やっぱりストレスを溜めないほうがいいので、食べる時と我慢する時、メリハリをつけてボディメイクをしています。
――アピールしたい自慢のポイントは?
上原沙弓理さん がんばって研究してきた女性らしさと、20歳の私だからあるピチピチの若さとパワフルさ。それが他の人と違う一番の強みだと思っています。笑顔全開で若さをアピールしたいです。
――いまコンプレックスに思っていることはありますか?
上原沙弓理さん ステージに立つとどうしても緊張してしまって、練習してきたことの80%しか出せないのが、ダメなところです。がんばってきたことに自信があるから、今回のコンテストを機に、ステージでも強気になれたらと思っています。
――ボディメイクで自身が変わったと感じることはありますか?
上原沙弓理さん 身体はもちろんですが、自分に自信がついて心が強くなったと思います。いまは学生のうちにいろいろなことを経験したいと思うようになりました。そのひとつとして、ボディメイクとコンテスト出場があります。勉強だけではなく、遊びもいましかできないこともある。これからの人生につながる何か糧になることを見つけていきたいです。
――前回の取材時より人として成長されている気がします。異性からの反応はいかがですか?
上原沙弓理さん いえ、変わらないです(笑)。女子大なのもありますが、ふだん男性から声をかけられることがないんです。「パッと見が怖い」と言われることもあるのですが、話しかけにくいんですかね…。街でもキャバクラのスカウトしか声をかけられないです(笑)。
――これからもコンテスト出場は続けていきますか?
上原沙弓理さん 目標は日本大会のグランプリですが、自分が満足いくまで続けます。大学生のうちは、ずっと出ると思います。安定したスタイルが見つけられるまでは、ボディメイクを続けていきたいです。
(文/武井保之 写真/片山よしお)