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【美ボディ大会】「自分のためだからモテは気にしない…」ボディメイクで人間離れのスタイルを手にした会社員「2次元アニメキャラのような身体に」
30代になって食事制限だけでは、スタイルを保つのが厳しくなった
桶作めぐみさん 友人がもともとコンテスト出場をしていて、日本大会で3位に入るくらいの選手でした。その友人に「身体を鍛えようと思っている」と話をしたら、「目標がないと続かないからコンテストに出た方がいいよ」と勧められました。それがきっかけでボディメイクを始めて、コンテスト出場しました。以前、『ミス・ユニバース』でファイナルに残ったこともありますが、ボディメイクのコンテストは今回が初めての出場です。
――鍛えようと思ったのは、スタイルが気になったからですか?
桶作めぐみさん 以前は食事制限だけでスタイルを保っていましたが、30代になってから厳しくなってきて。いま34歳なのですが、そう思い始めてはいながら、運動オンチでずっと避けてきて、少しやってはやめて…を繰り返していました。でも、太るって危機感があって鍛えるようになりました。
――ボディメイクを始める前では、スタイルは変わっていますか?
桶作めぐみさん 自分が太っているとは思っていなかったのですが、「痩せたほうがいい」と言われて、約3キロ減量しました。体型は細い方なのですが、身体が絞れて体幹がしっかりしたというか、姿勢がすごく悪かったのが、少しずつ改善されています。
――スタイルが変わったことを周りの人に気づかれますか?
桶作めぐみさん 久しぶりに会った知人には、「スタイルが変わった」とか「姿勢がよくなった」と言われるようになりました。特に女性からは、「どんなダイエットをやっているの?」と聞かれることが多いです。
側弯症で生まれ、ウエストに左右差も…ボディメイクを始めてポジティブになれた
桶作めぐみさん 仲の良い友人から「もとから痩せていて人間離れしたスタイルだと思っていたけれど、これ以上鍛えると2次元のアニメキャラみたいな身体になっちゃうけど大丈夫?」と心配されました。細くなり過ぎることを気にかけてくれているみたいです(笑)。
――男性から視線の変化はありますか?
桶作めぐみさん 自分のためにやっていることなので、モテてもモテなくても気にはしていないです。
――自慢のアピールポイントを教えてください。
桶作めぐみさん 全部です。鍛え上げた身体をすべて見てほしい。だから、どこのパーツを切り取ってフリーポーズを作るかすごく迷っています。強いて言うなら、長身なので、人より脚が長いところかもしれないです。全部見てほしいくらい頑張ってトレーニングしてきたつもりですが、特に脚とウエストです。
――いまのコンプレックスはありますか?
桶作めぐみさん 側弯症で生まれつきウエストのくびれが、左右違うところです。ボディメイクを始める前はもっとひどくて、水着になるのも、背後から写真を撮られるのも嫌でした。でも、いまはだいぶ改善されています。ボディメイクを始めてポジティブに考えられるようになりました。
――目標にしている人はいますか?
桶作めぐみさん 人として尊敬しているのは、アイドルグループのももいろクローバーZです。なにがあっても前向きに突き進んでいて、その勢いやエネルギーが本当にすごい。コロナ前はずっと欠かさずライブに行っていました。いまも曲は毎日聴いているし、モチベーションが落ちた時には動画を観てスイッチを入れています。
――ももクロのなかで推しはいるのでしょうか?
桶作めぐみさん 高城れにさんです。コツコツと実績を積み上げ、タレントや女優としても活躍の場を広げ、輝いている姿に尊敬しています。彼女のようになりたいです。ボディメイクも同じで、1ヵ月続けてもほとんど変化はないけれど、めげずに積み重ねていくうちに成果が表れてくる。そんな共通点か、高城れにさんに力をもらっています。――言われて印象に残っている言葉はありますか?
(文/武井保之 写真/片山よしお)