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【美ボディ大会】「ぽっちゃりキャラの押し付けが嫌だった…」20キロ減量成功で人生が激変「ミスコン出場し、自信がついた」
「もっと食べなよ」と勧められるのが辛かった…痩せて「学生時代よりも若くなった」
長谷見和英さん もともと、今より20キロも太っていたんです。痩せることを決意して、ヨガを始めたりして約15キロ減量したのですが、体重は落ちてもシルエットが美しくならなくて。それで、きちんとボディメイクをしようと思い、パーソナルトレーニングに通い始めました。本格的にトレーニングを始めたのは今年からですが、ピーク時の体重から比べるとマイナス20キロになります。
――太っていたときに言われて傷ついた言葉はありますか?
長谷見和英さん その頃は、営業職をしていたので接待や飲み会が多かったんです。いまよりも20キロ太っていたというのもあるのですが、“ぽっちゃりキャラ”として扱われて「こういうの好きでしょ。もっと食べなよ」と言われるのが辛かった。特に大食いでも、食べることが大好きというわけでもないのに、それを求められるのが嫌でした。
――痩せてから周囲の反応は変わりましたか?
長谷見和英さん ガラっと変わりました。痩せた姿を褒められるし、「学生時代よりも若くなった」と言われることもあります。
――いま最も自信のあるボディパーツを教えてください。
長谷見和英さん ボディメイクで鍛えたお尻が自慢です。
「痩せて、ガラっと人生が変わりました」ミスコンにも挑戦、憧れは田中みな実
長谷見和英さん 少しずつ自分に自信がついて、ミスコンにも挑戦するようになりました。昨年は、世界最大級のミスコンテスト『ミス・グランド・ジャパン』と『ミスブライダルモデルグランプリ』に出場しました。痩せたことで、ガラっと人生が変わりました。
――ボディメイクを始めてから、異性の視線に変化はありましたか?
長谷見和英さん 学生時代からの友達から、頻繁に連絡が来るようになりました。それに飲み会のお誘いも多くなりました。私は、Instagramでトレーニングをしている様子などを投稿しているのですが、いままでは禁忌の話題だったボディラインについても、話しています。
――同性の反応はいかがですか?
長谷見和英さん 友達には、年齢的に出産や子育ての真っ最中という人が多いので、「育児が落ち着いたら、同じようなことをやってみたい」「私も、同じような体型になりたい」と言われることが増えました。
――職場での変化はありましたか?
長谷見和英さん 健康的な食事を心がけたり、腹筋ローラーを買ったりする人が増えました。私のことを応援してくれているのはもちろんですが、同僚たちも自分ができることで何か始めてみようと思っているみたいです。いまでは、「プロテインは、何を飲めばいいですか?」と聞かれることもあります。
――憧れの方はいますか?
長谷見和英さん 田中みな実さんです。何事にもストイックなところが好きで、憧れています。
(文/地原緑 写真/片山よしお)